スシローで食べるべき本当にお得なメニューランキングTOP10!レーンにしか流れない幻ネタも発見
スシローで食べるべき、本当にお得なメニューはどれ?
回転すし業界で圧倒的な人気をほこるスシロー。食材の仕入れや製造工程における強いこだわりで知られ、そのおいしさから多くの人に愛されるチェーンブランドですよね。
一部テイクアウトのできない商品もありますが、おうちスシローの際にも参考にしてみてくださいね。
10位 肉寿司の人気No.1「牛塩カルビ」
スシローの肉寿司人気No.1、牛塩カルビがランクイン!焼き上げる前に秘伝のタレをかけ、直火で炙られたカルビはとろける脂が特徴的。酸味のきいたシャリとの相性もよく、一貫食べたらもう一貫……と止まらなくなる味わいです。
とろける脂と特製塩だれが食欲をそそる…!
特製塩だれがさっぱりとした味付けなので、脂多めでもしつこさがないんですよね。
シャリの大きさを大幅に上回る牛肉のボリューム感にも注目!大ぶりなのに薄切りで食べやすく、子どもから大人まで、幅広い世代に愛されるのも頷けるひと品です。
9位 レーンにしか流れない「まぼろしの倍盛り海鮮漬け」
鮮魚を店舗で切りつけているからこそだせる、貴重な握り。レーンにしか流れていない、知る人ぞ知るネタです。
スシローでは、まぐろやはまちなどを店内で切りつけているため、通常ネタにはならない大きさの切り身が発生します。それらを味付けして仕込んだのが「まぼろしの倍盛り海鮮漬け」
鯛やかんぱち、サーモンなどが入ることもあり、お得感満載。まぼろしメニューは店舗によってことなり「海鮮漬け」か「ユッケ」もあるそうですよ。
macaroni 編集部一押し!広めたくないほどの旨さ
実は今回の食べ比べで筆者がもっとも驚いたのは、本メニュー。乱切りにされた魚はそれぞれ形は違えど、厚みがあって食べごたえ十分。魚の脂と甘じょっぱい味付けがやみつきになります!レーンで見かけたら、必ず手に取ってほしいですね。
食べたい人は、仕込みが終わった開店直後を狙うのがおすすめ。
8位 具材たっぷり「季節の茶碗蒸し(筍)」
サイドメニューランキングでは堂々の1位!握りのほかに外せない品といえば、季節の茶碗蒸しです。今の季節の具材は筍ですが、銀杏やしめじになったり、夏は冷製、蟹フェアの際は蟹のトッピングなど、そのときどきによってバリエーションを楽しめるんですよ。
たった198円(税込)とは思えない食べごたえ
国産カツオと昆布、鯖節などの出汁を使った茶碗蒸しは、香りが豊か。具材はたっぷり入っており、かなり食べごたえがあります。大きな海老と帆立が1個ずつ、食感のいい筍もゴロゴロと。ふるふるの食感で口溶けなめらか、これが198円(税込)で食べられるのですから頼まない手はありません。
※季節によって具材がことなります
7位 平日限定の「かけうどん」
おもに都市郊外のロードサイド店舗で提供されているかけうどん。
トッピングは天かす、ねぎ、かまぼこ、ごまとシンプルな仕上がりながらも、143円とコストパフォーマンスの高い一杯です。土日にも販売されたら、間違いなく人気が急上昇することでしょう。
麺はつるつるでのどごしがよく、透き通った出汁とのバランスがちょうどいい。
別メニューのかけ合わせで可能性広がる一杯
もしやこれ、麺を食べ終わって残った出汁に白身魚系の寿司を投入すれば、出汁茶漬け風になるのでは……?単品の天ぷらをのせたら間違いなく合うでしょうし、それらを足しても200円ちょっとだなんて。
素朴なだけにあらゆる食べ方が思い浮かび、商品のポテンシャルの高さがうかがえます。
6位 手間ひまのかかった「たまご」
“手間ひまをかけている” という点でお得メニューランキングに登場。機械で6層に焼き上げているため、ふんわりとほどける食感が特徴です。ほんのり甘く、どこか懐かしい気持ちになる味付け。
まれに卵の端っこの部分が、レーンに流れていることもあり!通常の部分と比べてボリューミーで、焼き目が多く香ばしいそうです。注文することはできないので「見つけたら絶対に手に取る」と、スシローファンの間ではひそかに人気の隠れメニューなんですよ。
5位 一日に約15万皿を売り上げる「まぐろ」
スシローの人気No.1ネタが、5位にランクイン!なんと一日あたり約15万皿、年間では5千5百万皿ほど食べられています。
まぐろは40kg以上の大型のメバチマグロを使用。冷凍状態で納品されたまぐろは、尾切の断面で良し悪しを判断しさらに選別、一番おいしく食べられるような温かい塩水で解凍されています。この細かなこだわりを知れば、お得な理由がわかるはず。
スシローのまぐろバイヤーがおすすめする食べ方は、すじが入っているまぐろはガスバーナーで軽く炙ること。スジの部分が食べやすくなるようなので、テイクアウトした際は試してみてくださいね。
4位 シメで必ず食べるべき「カタラーナアイスブリュレ」
店内で炙るひと手間を加えた、本格ブリュレスイーツ。「シメは絶対にこれ」「注文せずには終われない。一度は食べてみるべき」と甘党の口コミでも評判の高い、人気No.1デザートです。
細長いテリーヌ型がレトロかわいい雰囲気。過去には季節限定でいちごミルクや北海道ミルクフレーバーも登場しました。
店内炙りのひと手間加えた本格スイーツ
キャラメリゼされた部分はパリッパリ、香ばしさとほんのり苦みを感じます。濃厚な甘さのカスタードとのコントラストがあり、絶妙な味のバランス!お寿司でお腹いっぱいになっても食べやすいように、甘くなりすぎないよう調整されているのだとか。
個人の好みによりますが、ほんの少し溶かしてから食べるとよりおいしいですよ。なめらかで、こっくりねっとりした食感がたまりません。
3位「コク旨まぐろ醤油ラーメン」
まぐろのカマから出汁をとったスープとまぐろカツがトッピングされた、贅沢醤油ラーメン。ここまで手の込んだものを363円(税込)で提供できるワケは、食材を余すところなく使う点にあります。
まぐろのスジのある部分は揚げることによって、食べやすくする工夫がなされており、可食部分の少ないカマは出汁で旨みを抽出。
まぐろカマの出汁で旨み爆発
オーソドックスな醤油ベースながらも、まぐろの強い旨みを感じられ、中太麺とよく合いますね!たっぷり添えられた、青ねぎの鮮烈な香りはアクセントに。
一般的な豚肉チャーシューとはひと味違うコクを生み出す、まぐろカツも重要なポイントです。サクサクの衣にスープが染みこみ、一度で何度もおいしい一杯でした。
2位 実はスシロー発祥「えびアボカド」
2位はみんなに愛される「えびアボカド」。いまでこそ、さまざまな回転すし屋で定番化していますが、実はスシロー発祥のネタなのです。
傷みやすいアボカドはフレッシュな状態のものを店内でスライス。さらにマヨネーズはスシローオリジナルで、卵黄を多く使用しコクのある仕上がりにしているそう。
約40年間えび専任のバイヤーが仕入れたえび
えびは約40年間専任のバイヤーが仕入れているだけあって、ぷりぷりな食感!パサパサにならないような加工もされているのだとか。玉ねぎはシャキシャキ食感を出すために薄くスライスされており、嫌な辛みもまったくありません。
アボカドのクリーミーさとえびのぷりぷり感、玉ねぎのさわやかな風味、すべての要素が見事に一体感を生み出しています。筆者も「毎回必ず頼もう」と心に決めました。
1位 全国売り上げ1位の力を持つ「はまち」
ついにラスト、堂々の1位を飾ったのは「はまち」です!とくに関西の方で好まれているそうですが、地域によっては売り上げ1位を獲得することも。鉄板ネタのまぐろより売れ行きのいい場合もあるとか。
※季節によって「寒ぶり / ぶり」となる場合があります
店内で皮引き!もっともおいしい部分を残す
はまちは、もっともおいしいとされる “皮と身の間の貴重な部分” を落とさないよう、毎日生のまま、店舗で皮引きされています。その手間ひまを考えると、お得ランキング1位に輝くのも納得!
ネタは新鮮そのもので、脂の塩梅がちょうどいい……。繊細な旨みと甘みを存分に楽しむため、醤油はあくまでも少しだけにしましょう。塩とわさびでいただくと、より通好みな味わいに仕上がりますよ。
値段だけではわからない、おいしさの価値を発見
知れば知るほど、スシローのこだわりは奥が深い……。ただ値段が安いだけではなく、質の高さや手間ひまを考えると、この価格で食べられるありがたみを感じます。スシローが業界で絶大な人気を誇る理由が、お得なメニューをとおして垣間見えたような気がしますね。
なお、この記事で紹介した握りは「まぼろしの倍盛り海鮮漬け」を除き、テイクアウト可能。なかなか外出できない今は、お得なネタで “おうちスシロー” を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※一部店舗では品目・価格がことなります
文:倉持 美香(macaroni 編集部)
写真:岩田 知夏(macaroni ライター)