栃木県内51人感染 変異株10人 新型コロナ 14日発表
栃木県と宇都宮市は14日、新たに51人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表しました。
新たに感染が確認されたのは、宇都宮市、小山市、日光市、佐野市などの未就学児から80代の男女51人です。
このうち喜連川社会復帰促進センターは大田原拘置支所の60代の男性刑務官が感染したと発表しました。
県は20代から70代の男女10人から変異ウイルスを確認しました。
変異株が確認されたのは累計245人になりました。
県内の感染者はこれで累計5782人になりました。
療養者数は338人、重症者は4人、入院調整中は28人です。
近県の感染状況ですが、埼玉県では257人の感染を、茨城県では1人の死亡と67人の感染を、まん延防止等重点措置区域に新たに追加された群馬県では50人の感染を発表しています。
大田原市で今月9日に行われた新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け集団接種で津久井富雄市長などがキャンセルされた分のワクチンを接種していたことがわかりました。
大田原市によりますと、市のマニュアルを基に感染症対策本部長である市長に優先的に接種したとしています。
また、真岡市の石坂真一市長がかかりつけの市内の医療機関でワクチンを接種していたことがわかりました。
真岡市では5月1日から高齢者を対象にした個別接種が行われていて、真岡市は「通常の手続きで一個人として接種したもので問題ない」としています。
真岡市では集団接種でキャンセルが出た場合、予約できなかった希望者に連絡をとり接種してもらうキャンセルリストを作成しているということです。