“殺人が合法の日”が永遠に続く…『フォーエバー・パージ』恐怖の予告編
「一年に一晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる法律=パージ法」が成立した近未来のアメリカを描いた映画『パージ』シリーズ。その第5弾にして完結編となる『ザ・フォーエバー・パージ(原題) / The Forever Purge』の海外版予告編が公開された。もはやパージ法すらコントロールが利かなくなり、タイトル通り“フォーエバー・パージ状態”になってしまった世界での血みどろの戦いが映し出される。
第1弾『パージ』、第2弾『パージ:アナーキー』、第3弾『パージ:大統領令』、第4弾『パージ:エクスペリメント』に続く本作。第4弾は前日譚だったため、第5弾は『パージ:大統領令』の直後から始まる。アナ・デ・ラ・レゲラらが演じる主人公たちが12時間を無事に生き延びることができたと安心したのも束の間、パージ法に従わない者たちが現れて……。「パージは終わったのよ!」という彼女の悲痛な叫びに対し、集団は「いや、終わっていない」「これが本当のパージだ。フォーエバー・パージだ!」と宣言している。この異常事態にメキシコが国境を開き、人々はそこへ向かうことになるようだ。
メガホンを取ったエベラルド・ゴウト監督は本作について、「ラテンアメリカ人とアメリカ人が、絶望と悪を打ち負かすために協力する素晴らしい物語だ」と Total Film に語っている。今年7月2日に全米公開予定。(編集部・市川遥)