来年10月に栃木県で開催される全国障害者スポーツ大会に大手生命保険会社が協賛することが決まり22日、伝達式が行われました。

全国障害者スポーツ大会に特別協賛するのは、大手生命保険会社の大同生命保険です。

東京本社と宇都宮市にある県庁をテレビ会議システムでつなぎ、小笠原 康常務執行役員が、北村 一郎副知事に協賛決定の通知を伝達しました。

この会社は、1992年の創業90周年を機に大会の前身の全国知的障害者スポーツ大会から特別協賛を続けていて、その額は総額25億円にのぼります。

また、累計1万1千人を超える社員らがボランティアとして大会を支えていて小笠原常務執行役員は、「障がいに対する理解を深めるための大会運営の力になれば幸い。できる限りの支援をしたい」と述べました。

これに対し北村副知事は、「8月にパラリンピックが開催され共生社会の実現に向けた大きな契機となることが期待される中コロナ対策を万全にしたうえで準備を続けたい」と感謝を述べました。

協賛の金額は、来年3月頃決まる予定です。