名古屋駅の名鉄百貨店本店・メンズ館1階エントランス前にそびえ立つ、6メートルを超える巨大なマネキン人形「ナナちゃん」。

1973年の誕生以来、名古屋のシンボルの一つとして親しまれている。

そんなナナちゃんが、映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開記念の一環として、2021年3月10日から23日まで、「EVA特殊仕様」に大変身。その姿がSNS上にアップされ、注目を集めている。


「EVA特殊仕様」(画像はおいでよ名古屋(@oinagoya)さんより提供)

真っ赤なプラグスーツ風の衣装に、ブラウンのウィッグ...?

ナナちゃんが扮しているのは、アニメ「エヴァンゲリオン」に登場する「アスカ」だ。

この写真は、名古屋の情報を発信するツイッターアカウント・「おいでよ名古屋」(@oinagoya)さんが投稿したもの。ナナちゃん×アスカのコラボに、ツイッターには「ナナちゃん人形がアスカになってる!」「あんたナナァ?」「見に行ってみようかな」との反応が寄せられている。

20年には「綾波レイ」に...

このコラボ企画は名古屋鉄道が実施しているもの。名鉄では、3月8日から4月11日までの期間、映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開にあわせて、「デジタルスタンプラリー」などのイベントを行っている。

その一環として名鉄百貨店で3月17日から4月6日まで、グッズなどを販売する「EVANGERION in 東海 ポップアップストア」を開催。またナナちゃんをエヴァンゲリオンのキャラに扮する企画もスタートした。

Jタウンネットが10日、本企画を実施した名古屋鉄道の担当者に、ナナちゃんがエヴァンゲリオンとコラボした理由を聞いてみると、

「(名鉄では8日からエヴァンゲリオンとのコラボ企画を行っており)広告塔としてナナちゃんを活用することになりました。さらに、コラボ企画の一環で名鉄百貨店でのポップアップストアもあるので、百貨店の前にあるナナちゃんでの広告がより有効だと考えました」

と説明した。ちなみに、ナナちゃんが扮したのは「新劇場版」のヒロインの一人である「式波・アスカ・ラングレー」だという。

20年には「エヴァンゲリオン」と、中京圏エリアが連携したプロジェクト「エヴァンゲリオン中京圏プロジェクト〜名古屋・ささしまライブから世界へ発信〜」の一環で「綾波レイ」に扮していたナナちゃん。

名鉄担当者によると、3月23日までの間、「アスカ」以外のキャラクターの格好をする予定はないという。

間近で見たらその大きさにビックリするかも...?