車いすテニスの全仏オープンで準優勝した栃木市出身の大谷 桃子選手に25日、知事特別表彰「県スポーツ功労賞」が贈られました。

今年10月に行われた車いすテニスの全仏オープンで初出場ながら準優勝した栃木市出身の大谷選手。表彰は大谷選手が拠点としている佐賀県内と県庁をリモートでつないで行われました。

知事からは表彰状と記念品が、JA全農とちぎからは、栃木が誇る農畜産物が贈られました。

大谷選手は小学3年生の時に兄の影響でテニスを始め、車いすテニスに転向してからわずか4年、4大大会で結果を残しました。

急成長で来年に延期となった東京パラリンピックの表彰台を視界にとらえ、本人も確かな手応えを感じたといいます。

大谷選手は来年2月に予定される全豪オープンへの出場も決まっていて、福田知事は「栃木のおいしいものを食べて活躍してください」と激励しました。