先月の県知事選挙で、告示前に現職の福田 富一知事への投票を呼びかける文書を配ったなどとして公職選挙法違反の疑いで書類送検された宇都宮市議会の櫻井 啓一議長が23日、議長を辞任しました。

櫻井氏は文書の配布を認めた上で、21日付けで議長職の辞職願を提出していました

最終日を迎えた23日の宇都宮市議会の本会議で議長職の辞職願が許可され、辞任しました。

これに伴い議長選挙が行われ、新たに熊本 和夫議員が第75代議長に選ばれました。

なお市議会では国の施策に対応した高齢者のPCR検査費用の助成や小中学校の修学旅行のキャンセル費など新型コロナ対策を盛り込んだ6億7300万円に上る一般会計補正予算案のほか、国の決定を受けて追加した、ひとり親世帯の臨時特別給付金の再支給2億6,000万円分の補正予算案などを可決し閉会しました。

補正後の一般会計の総額は2、883億8,000万円に上ります。