県立高校教員など新たに33人感染 県内計1106人 新型コロナ
県と宇都宮市は23日、新たに33人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。これで県内の感染者数は累計で1106人となりました。
感染が確認されたのは宇都宮市や小山市、佐野市、足利市などの20代から90代までの男女合わせて33人です。
感染経路が不明なのは、このうちの21人です。
宇都宮市の20代の男性は県立高校の教員で、県が生徒や同僚との接触状況を調べています。
また佐野市と足利市で新たに家族内での感染が確認されています。
これで県内の感染者数は累計で1106人となりました。重症者は1人増えて13人です。
近隣の県では23日、埼玉県で3人の死亡と過去最多となる230人の感染が、茨城県は1人の死亡と19人の感染、群馬県では28人の感染が確認されています。
なお小山市は23日、来月10日に予定していた成人式を来年11月7日に延期すると発表しました。
成人式の対象者はおよそ1700人で、レンタル衣装のキャンセル料に対する助成などを検討しているということです。
高根沢町は成人式を来月3日に開催するものの、「3密」を防ぐため2部制に変更すると発表しました。
高根沢町以外の中学校の卒業者は希望する方に出席できるということです。