県は19日、新たに13人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。県内で感染が確認されたのは累計1002人となり、11月9日に500人を超えてから、わずか1ヵ月半で倍増しました。

感染を確認したのは、群馬県、那須塩原市、小山市、壬生町、真岡市、足利市、佐野市に住む10代から70代の男女13人です。

このうち真岡市の20女性と50代男性は、県内14例目のクラスターで感染が確認された従業員の家族です。

佐野市20代女性は医療従事者で、濃厚接触者はいないということです。

県内で感染が確認されたのは累計1002人となり、重症は1人減って11人です。

県内では、今年2月22日に1人目の感染が確認され、先月9日に500人を超えました。

その後、わずか1カ月半で倍増したことになり、感染の急拡大が止まらない状況です。

こうした状況を受け福田 富一知事は「危機的状況に至ったことを県民と共有したい。現状を分析して年末年始に向けた対策に取り組みたい」と改めて感染防止対策の徹底を呼びかけるコメントを発表しています。

県は19日、県内の医療機関に入院していた1人が死亡したと発表しました。

県内で新型コロナウイルス感染症で死亡した人は5人となりました。 

近県の状況です。埼玉県では1日の感染者数としては過去最多の226人の感染を確認、群馬県では1人の死亡と30人の感染を発表しています。