市民1,000円でPCR検査 1月から実施 那須塩原市
那須塩原市の渡辺 美知太郎市長は16日の定例会見で、新型コロナウイルスのPCR検査を希望する市民が自己負担1,000円で受けられる事業を1月から始めると発表しました。
この事業は新型コロナウイルスのPCR検査を希望する市民を対象に、世帯ごとに唾液を混ぜて検査する「プール方式」で感染しているかどうかを確認するものです。
唾液は最大5人までで、1検査あたりの自己負担が1,000円、5人家族であれば1人あたり200円ですみます。
予約は電話で受け付け検査を受ける日を指定し、市内に1カ所設置する唾液の採取施設で唾液を取るということです。
ここで陽性だった場合には医療機関で個別の検査を実施し、その費用は全額、市が負担します。
検査件数は3千件を想定していて、最大でおよそ1万5千人が対象となります。
また高齢者施設などの従業者や新規入所者が自己負担1,000円で検査を受けられる事業も始めます。
さらに、すでに実施している宿泊施設の従業員へのPCR検査については、自己負担をなくし病院に行かなくても検査を受けられるようにし、いずれの事業も1月からスタートする予定です。