神橋ですす払い 日光
世界遺産、日光二社一寺の玄関口、神橋で12日、年末恒例のすす払いが行われました。
12日朝は11月中旬並みの気温でしたが、それでも指先がかじかむ寒さのなか、午前9時からすす払いが始まりました。
狩衣姿の神職と、緋袴をまとった八乙女総勢5人がおはらいを済ませたあと、長さ2メートルから3メートルほどの笹ぼうきを使って神橋を丁寧に清めました。
今年は新型コロナウイルスの影響で日光の二社一寺は緊急事態宣言が全国に拡大された4月中ごろから5月末まで拝観停止になりました。
観光客の姿は徐々に戻りつつあるものの例年には届かない状況です。
来年は丑年。穏やかな良い年になるよう願いながら神職と八乙女がすす払いをしていました。