東京オリンピック・パラリンピックへの関心を高めてもらおうと那須塩原市は子どもたちを対象にさまざまな事業に取り組んでいます。13日、橋本 聖子オリパラ担当大臣が市の取り組みを視察しました。

那須塩原市はオーストリアのホストタウンに登録されていて、これまで選手との交流事業などを盛んに行ってきましたが、13日は児童や生徒がその成果を発表しました。

このうち那須拓陽高校の食物文化科の生徒は地元の食材を使ったオーストリアの郷土料理の開発に取り組んだことを発表しました。

レシピを作る際は都内で活躍する一流のシェフの監修を受けたということで、地元特産の「牛乳」をどのように料理に取り入れるのか何度も話し合いを重ねて試行錯誤した様子を写真などを交えて説明しました。

続いて行われた東那須野中学校の生徒たちとの懇談会では生徒たちが8月にオンライン形式でパラリンピアンと交流したことが紹介され、一人一人が感じたことなどをPRしました。

橋本大臣は「若い世代ならではの発想を今後もさまざまな活動に生かしていってほしい」と生徒たちを激励しました。