正月の準備 しめ縄の出荷最盛期
今年も残すところあと3週間。お正月に飾る「しめ縄」の出荷が塩谷町で最盛期を迎えています。
塩谷町のJAしおのやの集荷場では10日、午前8時をすぎたころから、しめ縄が軽トラックで続々と運び込まれました。
集められたしめ縄は神棚に飾る「ごぼうじめ」や玄関に飾る「玉じめ」など形や大きさの違いから40種類ほどあります。
本数は、およそ1万6千本。中には長さが4.5メートルほどの大きなものもあり4人がかりで運んでいました。
しめ縄を作る塩谷町、矢板市、那須烏山市の生産者団体「JAしおのや しめ縄部会」は現在24人で、高齢化が進み担い手が減少しています。
今年は、しめ縄の材料の稲を刈り取る夏場の天候不順に悩まされた生産者もいましたが、熟練の技術で丁寧につくられたしめ縄は堂々の出来栄えで今年のお正月を彩ります。
しめ縄は県内や関東方面に出荷されるということです。