看護学生によるマスクの影響を考える研究の発表会が8日、小山市の看護専門学校で行われました。

研究発表会を行ったのは、小山市神鳥谷の国際ティビィシィ小山看護専門学校です。

この学校では毎年、2年生を対象に看護の技術をテーマに研究する授業を行っています。

今年は、コロナ禍を受けて、マスクの着用による身体の変化や看護への影響などを題材に10グループに分かれて研究しました。

1つのグループでは、患者の表情が体調の変化を読み取るひとつのサインになることに注目して、マスクを付けた人の表情が読み取りにくくなるかどうかを調べました。

いろいろな表情のイラストの口元や目元を隠し、どんな表情かを答えてもらうアンケートをおよそ120人に実施した結果、目元より口元をかくした場合に表情の判断が難しくなることが分かったといいます。