管内での交通死亡事故が11月に4件発生した那須塩原警察署で3日、交通安全の意識を高めてもらおうと、パトカーなど25台を導入したエリア集中パトロールを行いました。

今回の集中パトロールには県警が保有するレクサスパトカーやGTーRパトカーをはじめ、パトカーや白バイ25台と39人の警察官などが参加。

那須塩原警察署の和氣安男署長は「これ以上、悲惨な交通死亡事故がないよう交通事故防止を呼びかけてもらいたい」などと述べました。

那須塩原警察署管内では今年に入ってから2日までに190件の交通事故があり、7人が死亡しています。

去年の同じ時期に比べて事故件数と死亡した人の数はそれぞれ減っていますが、11月だけで交通死亡事故が4件発生し県内で最多となっています。

パトカーなどは黒磯、西那須野、塩原、那須町のつのエリアに分かれ、それぞれ出動していきました。

那須塩原警察署では事故が増える年末年始にかけて今一度、安全運転の意識を確かなものにしてもらいたいと呼びかけています。