赤羽 一嘉国土交通大臣が2日から3日にかけて日光市を訪れ、コロナ禍で苦しい状況にある観光関係者などと意見交換しました。

GoToトラベル事業を始めてから赤羽大臣は政策に反映させようと全国の観光や運輸関係者と意見を交わしています。

3日は観光客の回遊を促そうと日光市内で実証実験が行われている環境への負荷が少ない電動車「グリーンスローモビリティ」などを視察しました。

観光庁が3日に発表した速報値によりますと、GoToトラベルの割引を使った先月15日までの宿泊者は少なくとも延べ5,260万人となりました。

特に10月からキャンペーンの効果が大きく出ているということで、日光市の観光関係者などとの意見交換会では来年1月31日までとしているキャンペーンの延長や平日の公共交通の利用客増加につながる仕組みを求める声が寄せられたということです。

赤羽大臣はキャンペーンを通して、コロナ禍の新しい旅の定着を目指してほしいと事業の効果を強調しました。