先月7日、名古屋市内を走るタクシーの車内で撮影された映像。電話を片手に“ノーマスク”で乗り込んできた男は、酒に酔っているのか、ふらついたり座席に寝転んだりと落ち着いて座っていられない。

【映像】タクシー強盗の一部始終(1:41〜)

 気分が悪そうな素振りを見せる男に対し、運転手は車を止め「ドアを開けるよ。外でして」と注意。さらに、「酔いさましてから乗ってよ。もどされたら仕事できんくなる。次のお客さん乗せれんだろう? こんなんで次のお客さん乗れんじゃないか」と続けるも、男は何も答えない。

 すると男は「帰ってほしいの?」と言い残し、お金を払わずにタクシーを降りた。慌てて運転手が追いかけると、路上で2人はもみ合いに。そして次の瞬間、男は運転手を地面に押し倒し、その場から姿を消した。倒された運転手は脳挫傷の重傷で、現在入院中だという。

 警察は、このドライブレコーダーや周辺の防犯カメラの映像から男を特定し、強盗傷害の疑いできのう逮捕した。逮捕されたのはペルー国籍の自称・作業員、クヤ・フクイ・カルロス・ジュタル容疑者(24)で、タクシーの料金610円を支払わずに運転手の顔を殴るなどした疑いがもたれている。

 クヤ・フクイ容疑者は、「押したり、蹴ったりしましたが、顔などは殴っていません。運転手に『出てって』などと言われたので、お金を払わずにタクシーを降りました」と、容疑を一部否認しているということだ。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)