【日本代表レポート】森保一監督がメキシコについてあえて語ったこと
日本代表は16日、森保一監督がメキシコ戦の公式記者会見でメディアの質問に答えた。その中で日本とメキシコの違いについて言及した。
森保監督はまず「(メキシコは)体格や身体能力の部分で我々がモデルケースとして目標に置いて学べるチーム」と考えているとした。
「個の部分の技術の高さを持っているチーム」「戦術理解度も高い」「流れを読む力、クレバーな部分を持って賢く戦える」と特長を挙げ、韓国戦で1-1の同点に追いついたとき、韓国の動揺を見逃さず4分間で3点を奪ったという例を挙げた。
さらに「メキシコはヨーロッパに来て本当にいろんなところの大会に参加している」「ユース年代から常に国外に出て厳しい環境の中、強い相手と試合をしてレベルアップしている」「国内での育成も、国内プロリーグではアンダー世代を使わなければいけないという強化もしている」と、様々な強化が行われていることを指摘した。
日本も新型コロナウイルスの影響のためとはいえ、10月、11月とヨーロッパで活動し、コンディションのいい様々な相手と対戦できた。森保監督があえてメキシコの遠征の話題に触れたのは、監督ももっと海外で試合を重ねたいという希望の表れかもしれない。そしてメキシコと同じように海外での経験をさらに積むことこそが、ワールドカップベスト8への近道になるのではないだろうか。
【取材・文:森雅史/日本蹴球合同会社】
森保監督はまず「(メキシコは)体格や身体能力の部分で我々がモデルケースとして目標に置いて学べるチーム」と考えているとした。
「個の部分の技術の高さを持っているチーム」「戦術理解度も高い」「流れを読む力、クレバーな部分を持って賢く戦える」と特長を挙げ、韓国戦で1-1の同点に追いついたとき、韓国の動揺を見逃さず4分間で3点を奪ったという例を挙げた。
日本も新型コロナウイルスの影響のためとはいえ、10月、11月とヨーロッパで活動し、コンディションのいい様々な相手と対戦できた。森保監督があえてメキシコの遠征の話題に触れたのは、監督ももっと海外で試合を重ねたいという希望の表れかもしれない。そしてメキシコと同じように海外での経験をさらに積むことこそが、ワールドカップベスト8への近道になるのではないだろうか。
【取材・文:森雅史/日本蹴球合同会社】