23日、阪急・大阪梅田駅近くの商業施設の屋上から男子高校生が飛び降りて死亡し、巻き添えになった女子大学生も死亡した。警察の調べで高校生が屋上に出る際、ドアが開かないように付けられていたカバーを壊したうえで、直後に飛び降りたとみられることが分かり、詳しいいきさつを調べている。NHKニュースが報じた。

男子高校生は従業員専用の通路を通って屋上に出たことが分かっているが、その後の警察の調べで、部外者に開けられないよう、屋上へのドアの内鍵を覆っていたプラスチック製のカバーを壊していたことが分かった。

ドアが開けられるとブザーが鳴る仕組みで、すぐに警備員が駆けつけたが、屋上には誰もいなかったとのことで、警察は屋上に出た直後に飛び降りたと見ている。

遺書などは見つかっておらず、警察は高校生の周辺から話を聞くなどして詳しいいきさつを調べている。

大阪 大学生巻き添えの飛び降り 屋上へのドアカバー破壊か(NHKニュース)