【MLB】ダルビッシュVS秋山翔吾の米初対決は初球打撃妨害、投失 2打席連続でエラー出塁
ダルビッシュが6戦6勝となれば、95年野茂、02年石井に並んで日本人投手最長タイ
■レッズ - カブス(ダブルヘッダー第1試合・日本時間30日・シンシナティ)
カブスのダルビッシュ有投手は29日(日本時間30日)、今季6勝目をかけて敵地のレッズ戦で先発登板した。「7番・中堅」で先発出場したレッズの秋山翔吾外野手とメジャー初の直接対決に臨み、2回2死の第1打席は打撃妨害。4回2死の第2打席はダルビッシュの投ゴロ失策で、秋山は2打席連続で失策での出塁となった。
初回は3者凡退。2回は1死からムスタカスの中前打を許し、秋山との対戦は同2死一塁で迎えた。注目の初球。秋山は真ん中外寄りの82マイル(約132キロ)のスライダーを振ったが、バットが捕手のカラティニのミットをかすった。打撃妨害(捕手失策)で出塁。ダルビッシュにとっては同2死一、二塁のピンチとなったが、ペイトンを二飛に打ち取った。
3回はボットの右中間二塁打、ウインカーの四球などで2死一、二塁としたが、スアレスを空振り三振に仕留めた。秋山との第2打席は4回2死で迎えた。1ボールからの2球目。88マイルのカットボールは一塁線へのボテボテのゴロとなったが、ダルビッシュが処理できずに転倒。秋山はその間に一塁へ駆け抜け、2打席連続の失策で出塁した。ダルビッシュは続くペイトンの中前打で2死一、三塁としたが、バーンハートを右飛に抑えた。4回まで5奪三振1四球、4安打無失点。最速98マイル(約157.7キロ)。
ダルビッシュと秋山の日本時代の対戦成績は通算5打数無安打3三振1死球。この日は9年ぶりの対決だった。ダルビッシュは前回23日(同24日)の本拠地ホワイトソックス戦で7回6安打1失点。毎回10三振を奪い、7月31日の本拠地パイレーツ戦から5試合で5連勝となった。6戦6勝となれば、日本人投手最長タイで95年野茂英雄、02年石井一久以来3人目。ダルビッシュの勝敗なしを挟んだ6連勝はレンジャーズ時代の12〜13年に記録されている。(Full-Count編集部)