必ずしもこのバッグを使用する必要はないようだが、配達に適した大型バッグを持っている人は少ないだろう

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マスク、トイレットペーパーに続いて転売ヤーが目をつけた意外なターゲット

必ずしもこのバッグを使用する必要はないようだが、配達に適した大型バッグを持っている人は少ないだろう

 よくもまあ、次から次に儲ける手口を思いつくものである。

 マスクやトイレットペーパーをはじめ、最近ではホットケーキミックスや小麦粉の高額転売で問題視されてきた通称・転売ヤーは、ウーバーイーツの「配達バッグ」を次の獲物に定めたようだ。

 外出自粛要請によって需要が高まり、ウーバーイーツの登録店舗数は全国で2万店を超え、配達員も急増しているとされる。従来、ウーバーイーツの配達員は、同社のパートナーセンターでバッグを受け取ることができた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によってセンターは休止中。バッグを郵送してもらうことは可能だが、時間がかかるという。

 匿名を条件に取材に応じた都内在住の転売ヤーが語る。

「どうしてもすぐに配達を始めたい人は、自分で購入するしかない。そんな状況に、俺たちは目を付けた。4月に緊急事態宣言が出される前から、ウーバー需要の高まりは仲間内で話題になっていたしね。そこで、配達バッグが簡単に入手できるうちに、知人やネットオークションから大量に安く仕入れておいた。4000円くらいで仕入れたバッグが、いまは1万円以上でも飛ぶように売れるよ」

 実際、メルカリやヤフオクといったネットオークションサイトで検索してみると、配達バッグが大量出品されているのがわかる。

 何か手を打たない限り、バッグ転売が下火になっても、転売ヤーはまた別の獲物に目をつけるはずだ。コロナの混乱に乗じて儲ける不届き者をこのまま野放しにしていいのだろうか。

フリマアプリ「メルカリ」では、「配達バッグ」が1万円前後の値段で取り引きされている