4月16日放送の『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)で、マツコ・デラックス新型コロナウイルス感染拡大により、ロケができず、思わず本音をこぼした。

 街ロケをおこなう番組だが、今回はマツコがパソコンのGoogleマップを見ながら「妄想徘徊」をすることに。セットも組まれていない雑然としたスタジオに入っていったマツコは「終末だね〜。テレビ終わるよ」とコメント。続けて「ヤバい映画みたいになってきてる。これ、何かの実験してるみたいだね」と困惑していた。

 マツコは普段からGoogleマップを見て妄想しており、現在は名古屋駅にどのように「リニア中央新幹線」の駅が作られるのか想像することにハマっているという。

「穴場だと思う街ランキング」の資料を見たマツコは、「表層的なものだけ見てれば、どこもよく見えるし。こんなランキングなんて、あてにするなって話。どこも住めば天国、どこも住めば地獄です」と持論を披露。上位にランクインしている吉祥寺や恵比寿について、過去に毒舌を吐いてきたが、「別にそんな嫌いじゃないわよ。恵比寿も私、住んでたわよ」と秘話を明かした。

 スタジオの外に出て桜の木を見物するが、ライトアップが中止されていることを知って、「しょうがない。(コロナ禍が)早く収まんねぇかな」とため息交じりに語っていた。

 マツコは4月6日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、テレビ局が率先してコロナ対策することに「こういうときだからこそ、見え方は悪くなっても、見ている人たちが『テレビがここまでやっているんだ』と気を引き締める効果があると思う」と話していた。

 各局が放送している街ブラ番組は、しばらくロケは難しい。早期の収束を祈りたい。