イギリス出身の児童文学作家ヒュー・ロフティングによる名作小説を原作とする大人気コメディ「ドクター・ドリトル」シリーズ。

人気コメディ俳優エディ・マーフィが動物と話す特殊能力を持つ医師ジョン・ドリトルを演じ、シリーズ第3弾から父の才能を受け継いだ娘のマヤ・ドリトルをヒロインに新たなストーリーを展開。

5部作で完結した旧シリーズに続き、2020年「アイアンマン」シリーズなど数々の話題作に出演する人気俳優ロバート・ダウニー・Jr.で再映画化。監督はスティーヴン・ソダーバーグ監督作品『トラフィック』(2000)で第73回アカデミー賞脚色賞を受賞したスティーヴン・ギャガンが担当。ドクター・ドリトルとともに大冒険を繰り広げる動物たちのボイスキャストには、エマ・トンプソン、ラミ・マレック、トム・ホランドなど超豪華俳優陣が集結した。

今回は旧シリーズから最新作まで全6作品のあらすじをまとめて紹介する。

ドクター・ドリトル』(1998)

動物と会話が出来る特殊能力を持つジョン・ドリトル(エディ・マーフィ)。その噂が動物界に広まり、彼の家には馬、ヤギやアヒルなど様々な動物が診察にやって来るようになる。しかしそうした様子を異様に思った周囲の人間たちによって精神病院に入れられてしまうのだった。

イギリス出身の児童文学作家ヒュー・ロフティングによる名作小説「ドリトル先生」を映像化したシリーズの第1弾。監督は『プライベート・パーツ』(1997)の女性監督ベティ・トーマス。主演は人気ナンバーワン俳優エディ・マーフィが務め、動物と会話する心優しい医師を熱演した。

『ドクター・ドリトル2』(2001)

動物と会話が出来ることが世間に知れ渡りすっかり有名になった医師ジョン・ドリトル(エディ・マーフィ)は、自分たちの住処が破壊されそうだというビーバーから助けを求められる。そこでドクター・ドリトルは森の伐採を止めようと乗り出すのだが……。

人気俳優エディ・マーフィが動物と会話が出来る医者を演じ、全米で大ヒットを記録したハートフルコメディ「ドクター・ドリトル」シリーズ第2弾となる本作。最先端のCG技術を駆使し、ドクター・ドリトルと動物たちとの軽妙なやり取りに胸躍る。

『ドクター・ドリトル3』(2006)

父ジョン・ドリトルと同じように動物と会話する能力を持つ娘のマヤ・ドリトル(カイラ・プラット)。遊びたい時期の女子高生の彼女はある日、不祥事を起こし、両親に牧場で働くよう命じられる。しかしそこは経営難で売却寸前。このピンチを救うべくマヤは特殊能力を使って動物たちと協力することに。

ヒュー・ロフティングによる名作児童文学を映画化した「ドクター・ドリトル」シリーズ第3弾となる本作では、ジョン・ドリトルの娘のマヤが主人公。父親譲りの動物と会話する特殊能力を活かして、動物たちと協力しながら倒産寸前の牧場の危機を救う。

『ドクター・ドリトル4』(2008)

父の背中をみて育った娘のマヤ・ドリトル(カイラ・プラット)は獣医師になるための勉強を始めていた。そこへ大統領(ピーター・コヨーテ)から愛犬のしつけを頼まれ、出張中の父に代わりワシントンへと出発するマヤであったのだが……。

大人気コメディ「ドクター・ドリトル」シリーズ第4弾となる本作。エディ・マーフィ扮するジョン・ドリトルは出張中という設定で今回も娘のマヤが大奮闘する。アメリカ大統領の愛犬「ファースト・ドッグ」が巻き起こす珍騒動に抱腹絶倒間違いなしだろう。

『ドクター・ドリトル ザ・ファイナル』(2009)

父と同じく動物と会話出来る特殊能力を持つ娘のマヤ・ドリトル(カイラ・プラット)は、獣医師になるための勉強を続け、大学に入学。しかし獣医師になるまでの道のりは長く、マヤは焦りを感じていた。そこへテレビ番組のプロデューサーが持ちかけてきた出演話に乗せられるマヤであったが……。

イギリス出身の児童文学作家ヒュー・ロフティングによる小説を原作とした大人気コメディ「ドクター・ドリトル」シリーズ第5弾にして完結編となる本作。今回も父ジョン・ドリトルに代わり娘のマヤ・ドリトルがヒロインとなって、ハリウッドを舞台に珍騒動を巻き起こす。

『ドクター・ドリトル』(2020)

動物と話せるという特殊能力を持つドクター・ジョン・ドリトル(ロバート・ダウニー・Jr.)は世間から変わり者扱いされ、動物たちと一緒にひっそりと暮らしていた。しかし女王が病気だと知った彼は、治療法を探すため動物たちともに大冒険に繰り出すのだった。

100年以上も読み継がれているヒュー・ロフティングによる名作児童文学「ドリトル先生」を「アイアンマン」シリーズなど数々の話題作に出演する人気俳優ロバート・ダウニー・Jr.で再映画化。監督は『シリアナ』(2005)のスティーヴン・ギャガンが担当。動物たちのボイスキャストにはトム・ホランド、エマ・トンプソン、ラミ・マレック、セレーナ・ゴメス、ら超豪華な顔ぶれが集まる。日本では2020年3月20日公開予定。

【文・チャーリー】

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