業務スーパーで販売されている『炭火焼うなぎ蒲焼 有頭』をご存知でしょうか。

頭を切り落としていない、一尾まるごとの冷凍うなぎ蒲焼きです。お値段は1,166円(税込)。原産国は中国ながら、クオリティは上々で、炭火焼きの香ばしさが際立った味わい。業スー冷食の中でも屈指のご褒美おかずかと思います。

ミホウジャパン|炭火焼うなぎ蒲焼 有頭|1,166円

業務スーパーの冷凍食品コーナーでは、1,166円(税込、税抜1080円)で販売中です。内容量は未記載。参考までに編集部で実測したところ、パッケージ込みで約295gの重さでした。100g当たり約395円の計算になります。100g単価で見れば、同じく業スーでよく見かける『本蒲焼うなぎ 無頭』(約239g・1,077円)よりもお手頃ですね(そちらは100g当たり約451円)。

ただ、本品は小骨が多くて食べづらい頭の部分を含みますし、どちらの商品もうなぎのサイズとたれの量に個体差があるので、コストパフォーマンスは単純比較しづらい感じ。僅差で本品のほうが優秀な傾向かも、といったところでしょうか。ちなみに原産国は中国。販売者は冷凍食品メーカー・ミホウジャパン、輸入者はそのグループ会社であるエムアイティージャパンになります。

調理方法は鍋にお湯を沸騰させ、袋のまま本品を約5分湯せんするだけ。うなぎは頭から尾まで約32cmの大きさがあるので、ちょい大きめの鍋が欲しいところ。面倒でしたら、冷蔵庫で自然解凍してから耐熱容器に移し、ラップをかけて温めてもOKです。たれは十分な量が絡んでいますが、山椒は付属していないので、別途用意しておくのがおすすめ。

皮目はしっかり焼かれており、ほのかにパリッとした歯ざわり。身はふんわりと柔らかく、口の中でほどけるような食感。脂の乗りはちょい強めで、蒲焼きならではのトロトロフワフワ感はバッチリですね。小骨は気にならない程度。たれはけっこうコクがあり、専門店に比べると、ややチープな味付けでしょうか。それでも、炭火焼きの香りと旨味の濃さにはインパクトがあり、ご家庭で食べる分には文句ナシのご褒美クオリティですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

頭まで丸ごと炭火で焼かれた、冷凍の中国産うなぎ蒲焼きこってりした脂の乗りと、炭火焼きの香ばしさが際立った、全体的にパンチの強い派手な味わい専門店に比べれば大味な印象だけど、値段を考えればかなり優秀なクオリティ濃厚な味わいが好みなら本品、落ち着いた味わいが好みなら『本蒲焼うなぎ 無頭』(約239g・1,077円)がおすすめ