「女性専用車両はデパートの化粧品売り場の数倍臭いです」――。

Jタウンネットが先日、「女性専用車両に乗りたくない女性の本音 『利用するのが怖い』『おじさんに埋もれた方がマシ』」という記事を掲載したところ、女性の読者から、専用車両の実態を伝える投稿が数多く寄せられた。

冒頭で紹介した言葉も、その1つだ。いったいどんな状況なのだろうか。編集部に寄せられたメールの一部を紹介したい。


その内実とは...(画像はイメージ)

「いろんな人の化粧や香水の匂いで空気が汚い」

まず始めに紹介するのは、高校から大学までの7年間、電車で通学をしていたという埼玉県在住のYさん(年齢不詳女性)の投稿だ。

高校時代、一般車両で痴漢に遭遇したトラウマから女性専用車両を利用するようになった。しかしYさんはこう話す。

「いろんな人の化粧や香水の匂いで空気が汚いです。冬の時期はそれに加えて暖房。密閉。生き地獄でした。混雑しても平気で化粧をする人もいました。

そんな中、乗車中に電車が車両点検により停車。体感だと10分くらい。私はこの時間でにおいから頭が痛くなり、体調を崩し学校へ行けませんでした。この日を境に私は一般車両を使うようになりました」

においに言及する女性は他にもいる。大阪府在住のSさん(年齢不詳女性)も乗車すると頭痛が起きると話す。

「確かに女性専用車両はデパートの化粧品売り場の数倍臭いです。いろんな種類の香水や化粧品の匂いが入り乱れていて頭が痛くなります。

それと女性専用車両はとにかく汚いです。終点駅や区間終了駅で私が最後に降りたら、ストローをぶっ刺した半分位残したコーヒーカップがありました。また、一番多いのは使用後の丸めた、あぶらとり紙が散乱していることです」

「上着の脱ぎ着は電車に乗る前にして欲しい」

千葉県在住の会社員Fさん(40代女性)は、女性は持ち物や脱ぎ着が多いと話す。

「小さいバッグ2個とか、リュックも大きいです。あとはストールとかコートやカーディガンの脱ぎ着が多いです。どれだけ寒さ暑さに敏感なのでしょうか。今の時季だと、

『電車に乗る→リュックを下ろす→コート脱ぐ→リュックから水筒を出して一口飲む→スマホ出す→リュックを前に背負い直す→脇目もふれずひたすらスマホを弄る』

意外とこのルーティンの人、多いです」

Fさんは、リュックを前に背負ったまま、そこにスマホを置く人は、肘が広がり場所を取ると話す。そして最後にこう述べた。

「上着の脱ぎ着は電車に乗る前にして欲しいです。車内で脱ぎ着する人に限って配慮がなく、周りの人に色々ぶつかりまくって迷惑です」

女性から女性へ、不満は絶えないようだ。とはいえ、女性専用車両が設置されていることに感謝する意見があることも事実。大阪府在住のHさん(20代女性)は、次のように述べている。

「男性が苦手なので女性専用車両があって助かります。痴漢されるかもしれないと怯えながら一般車両に乗るよりはよっぽどマシです」

女性専用車両めぐる意見、募集します

今回の女性たちの意見、あなたはどう感じただろうか。共感、反論、怒り、呆れ...どのような内容でもかまわないので、皆様のご意見をお聞かせ願いたい。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッターのダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記して、女性専用車両に関する意見をお送りください。秘密は厳守いたします。