リバプール南野、移籍情報サイト「最もチェックされている選手」1位…市場価格15億円
南野のリバプール移籍で注目度も急上昇、19年1月の6億円から市場価格もアップ
日本代表MF南野拓実の2020年1月1日からリバプール移籍加入決定を受けて、地元をはじめとしてイングランド各メディアが大いに沸いている。
そのなかでドイツの移籍情報専門サイトの大家である「transfermarkt」において「最もチェックされている選手」となっているようだ。
移籍の噂から約1週間での急転直下の移籍決定だった。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リバプール戦で、南野が鮮やかなボレーシュートを含めた1ゴール1アシストの活躍を見せ、新たな“ボス”となるユルゲン・クロップ監督が笑みを浮かべたことも話題になっているが、それは世界的に見ても変わらないようだ。
同サイトは世界中の選手の市場価値を逐一アップロードしているサイトで、今回の南野の移籍についても素早く反応。12月16日時点でその市場価格を更新し、1250万ユーロ(約15億円)に“値付け”した。それ以前、2019年1月時点での市場価格は500万ユーロ(約6億円)だったため、一気に倍増したことが分かる。
ザルツブルク、そしてセレッソ大阪時代の詳細のデータが掲載されていることもあってか、同サイトでは「最もチェックされている選手」の1位に浮上している。また記事としても「彼はレッズ(リバプールの愛称)史上初となる日本人選手である」と注目を浴びていることを記している。
同サイトは「リバプールはこの加入をとても大きな価値があると見ている」と、南野をマーケティング面ではなく、戦力として獲得したということも示唆している。現時点でヨーロッパナンバーワンクラブであるリバプールに認められた――。そんな見立てがヨーロッパでは一般的なようだ。(Football ZONE web編集部)