今夏に復帰したモナコでは「6番」を付けているバカヨコだが…。(C)Getty Images

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 モナコに所属するフランス代表MFのティエムエ・バカヨコが、現地時間12月7日のアミアン戦で“ド天然”ぶりを見せつけた。
 
 3−0でリードしていた81分だった。モナコはジャン=ケビン・オギュスタンの投入を準備し、交代ボードには「14番」が掲示されていた。しかし、スタンドに拍手をしながらご満悦の様子でピッチサイドのオギュスタンに近付いたのは、なんと「6番」のバカヨコ。そう、交代が自分だと勘違いしていたのだ。
 
 スタッフに「お前じゃないぞ」と言われて勘違いに気付いたバカヨコは、頭をかいて大爆笑。“本物の14番”のケイタ・バルデ・ディアオとハイタッチをしてプレーに戻り、場内は笑いに包まれた。
 
 今夏に古巣モナコに復帰したバカヨコは、1回目のモナコ在籍(14〜17年)をはじめチェルシー、ミランとここ5年はずっと「14番」を付けており、このナンバーが頭に染み付いていたのだろう。明るい天然キャラクターとして知られるだけに、こんな“勘違い”に繋がった。
 
 この交代シーンの動画をモナコが公式ツイッターにアップすると、ファンからは「この試合で最高のシーン」、「かなり笑った」、「お前じゃない(笑)」、「大爆笑」、「自分の背番号が分からない選手がいるとは(笑)」、「バカ(バカヨコの愛称)は日本語でバカの意味だが、まさにだな」と反響が相次いだ。
 
 さらにバカヨコ本人は、「14番にしてください」と自虐コメント。そしてチームメイトのセスク・ファブレガスも「バカにしかできない動きだった。笑いが止まらなかった。愛してるぜ兄弟」と反応した。
 
 何とも微笑ましいシーンと反響だった。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部