DJIがわずか199gの超軽量ドローン「Mavic Mini」を発表しました。最大18分の飛行時間を実現しており、通信可能な距離は最大2km。3軸ジンバルと解像度2720×1530ピクセルのムービーが撮影可能なカメラを搭載しています。

Mavic Mini - The Everyday FlyCam - DJI

https://www.dji.com/mavic-mini

手のひらサイズの超コンパクトなドローン・Mavic Miniがどんなサイズで、どんな使用シーンで活躍するかは以下のムービーを見るとよくわかります。

DJI - Introducing Mavic Mini - YouTube

バスケットボールの隣に置かれたこれがMavic Mini。



手に持つとこれくらいのサイズ。



日本語公式サイトのスペック表によると重量は199g。ムービーや海外公式サイトのスペック表では249gとなっています。



旅行中のカップルが……



手に持っているのがMavic Mini。



小さなケースの中にピッタリ収まるサイズなので、旅行先などにも手軽に持ち出し可能です。



使い方は簡単で、Mavic Miniの4つのプロペラを開くだけでOK。



専用コントローラーとスマートフォンを組み合わせたコントローラーで操作します。



搭載しているカメラのセンサーは1.2/3インチCMOS。有効画素数は12メガピクセルで、静止画なら最大4000×3000ピクセルの写真が撮影可能で、動画なら最大2720×1530ピクセル/30fpspのものを撮影できます。なお、動画の最大ビットレートは40Mbpsで、対応ファイルシステムは32GB以下がFAT32、32GBより大きい場合はexFAT。



手軽に以下のような空撮映像が撮影できます。



最大飛行時間は30分(無風で14km/hの速度で飛行時に測定)ですが、日本向け(199g)の場合は18分(無風で12km/hの速度で飛行時に測定)だそうです。



専用アプリを使うとスマートフォンの画面を数回タップするだけで……



気軽に映画のような映像が撮影可能。



自転車に乗る男性たちの頭上を飛んでいるのは……



Mavic Mini。



こんな感じの映像が撮影できます。



アプリを使えば……



簡単に被写体を選べます。



3軸ジンバルが搭載されており、可動範囲はチルト(−110°〜35°)、ロール(−35°〜35°)、パン(−20°〜20°)、操作可能範囲はデフォルトの場合はチルト(−90°〜0°)、拡張時はチルト(−90°〜20°)。最大制御速度はチルトで毎秒120°です。



3軸ジンバルにより飛行時でも振動の少ない非常に滑らかな映像を撮影可能。



スマートフォンおよび専用コントローラーの組み合わせはこんな感じ。



最大伝送距離(障害物、電波干渉のない場合)は、「MR1SS5」が5.8GHzで4km、連邦通信委員会(FCC)および中国で無線装置の認証規制を管轄するSRRCの認証では2.5km。「MR1SD25」の場合、2.4GHzが2km、5.8GHzが500m。日本で販売されるのは「MR1SD25」の方のようです。



Mavic Miniの天板部分は真っ白なので……



ユーザーが自由にデコレーションしてOK。





専用アプリを使えば簡単に撮影した映像を編集できて……



簡単にSNS上で共有することもできます。



なお、専用アプリとしては新しく「DJI FLY」が登場予定です。



Mavic Miniの発表に合わせ、ドローンを所有者が思い思いにペイントするムービーや……

DJI Mavic Mini - Make Your Drone Your Own - YouTube

実際にMavic Miniで撮影した映像をまとめた作例ムービーなども公開されています。

DJI Mavic Mini - Wherever You Are - YouTube

なお、Mavic MiniはDJIストアで税込4万6200円から購入可能です。

DJI Mavic Miniを購入 − DJIストア