DJIは2019年9月25日、精密農業・土地管理用ドローン「P4 MULTISPECTRAL」を発表しました。


P4 MULTISPECTRALは世界初の完全統合型マルチスペクトル イメージングドローンをうたっており、6つのセンサーで作物から圃場全域の植生まで健康状態を調べたり、雑草や害虫被害、土壌の状態などが測定できます。


機体には1台のRGBカメラとレッドエッジや近赤外線など5種類の狭帯域センサーを備えたマルチスペクトル カメラアレイを、ジンバル経由で搭載。可視光および不可視光を捉えることができます。


さらに飛行計画アプリのDJI Ground Station Pro(DJI GS Pro)では、RGBカメラのリアルタイム動画表示や正規化差植生指数(NDVI)出力を切り替えることが可能です。


P4 MULTISPECTRALは10月から全世界のDJI Enterpriseの正規代理店で販売を開始します。


 


Image: DJI
Source: DJI
文/塚本直樹