渡辺徹が「とおる」か「とおれない」か挑戦し続けるシュールなツイッター出現 事務所「本人です」
「本物?え?」――目を疑うのも無理はない。「わたなべとおるかな?」というツイッターアカウントが2019年9月2日に開設され、直後からにわかに話題を集めている。
投稿は動画が中心で、登場するのはベテラン俳優・渡辺徹さん(58)とみられる男性だ。自分の体が小さな隙間を「通る」かどうか挑戦するというシャレのきいた体当たり動画をアップしており、そのシュールさが一部ユーザーのツボにはまっている。J-CASTニュースが所属事務所に確認すると、動画に登場する男性は「渡辺徹本人であるのは間違いないです」と明かした。
「この世界のすべては『とおる』か『とおれない』の二種類に分けることが出来ます」
「まずは『浮き輪』にチャレンジします。『とおる』のか『とおれない』のか」。これが、「わたなべとおるかな?」(@WatanabeThrough)の最初の投稿だ。アップした動画では、笑顔で「こんにちは」とあいさつする男性が、おもむろに頭から浮き輪をかぶり、全身が「通る」かどうかにチャレンジする。腹のあたりでつかえそうになるが、どうにか通過に成功。「わたなべとおるです」とあいさつして30秒程度で終わる。
突如現れたアカウントによる不思議なチャレンジ動画は「何してるのw」「こういう単純なの好き」などの声が寄せられ、にわかに注目。4300件の「いいね」がついた。
プロフィールに「この世界のすべては『とおる』か『とおれない』の二種類に分けることが出来ます」と書いているとおり、その後の動画もひたすら狭い隙間をくぐれるかどうかに挑んでいくシュールな投稿を繰り返す。3日には「ギリいける気がする『はしご』のすき間。『とおる』のか『とおれない』のか」として、はしごの30センチほどの隙間を通ろうとするが、失敗。苦々しい顔で「わたなべとおれない、です...」と言い残して終了する。4日の投稿では「ちょうどいいサイズの『ダンボール箱』」に挑み、無事成功した。
「ちょっと今はそれ以上話せないんです」
ダジャレたアカウント名や、ツイッターの認証バッジがついていないことから、中には「え、本物?え?」との声もあがる。そもそも本人だとしても、一体なぜこのようなシリーズ動画を投稿しはじめたのか――。
渡辺さんの所属事務所の文学座は4日、J-CASTニュースの取材に、動画に登場する男性が「渡辺徹本人なのは間違いないです」と明かす。一方、アカウントを運用しているのも本人かどうか、なぜこのような動画を投稿しているのか、などについては「ちょっと今はそれ以上話せないんです」とするにとどめた。そのうえで、
「早速反響を頂いているということなのですが、もう少ししたら面白いことになってくると思いますので、乞うご期待ということでお待ちいただければ」
とどこか意味深に話していた。
まずは「浮き輪」にチャレンジします。「とおる」のか「とおれない」のか。 #わたなべチャレンジ #watanabechallenge #渡辺徹 pic.twitter.com/FmwMz8tgS1
- わたなべとおるかな? () September 2, 2019