ボルシア・ドルトムントU19はその開幕戦にて、ヴッパーターラーSVに対して9−2と圧勝をおさめその初戦を飾った。その皮切りとなったのが、16才の新戦力、ジョヴァンニ・レイナだったものの、しかしこの日で主役を演じたのは若干14才のセンターフォワード、ユズファ・ムココである。

 自身にとってU19での初戦となったムココだが、その前半だけですでに4得点をマーク。さらにそれに留まる事なく、後半でも2点を追加。昨シーズンでもU17にて公式戦28試合に出場し、50得点をマークするなど、目覚ましい活躍をみせたムココが新たな歴史を記した。なお試合はさらに、メアト・ゲッカン、ニクラス・クノープらの得点もあり、ミヒャエル・スキッベ監督は大勝でその初陣を飾っている。