ハッピー遠藤が語る「新宿119寄席」のハッピーな見所とは?

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松竹芸能が満を持して開催している「新宿119寄席」は、文字通り寄席形式で行われる新感覚のお笑いライブである。観に来たお客さんに「こんな芸人がいたんだ!」と思ってもらうことをコンセプトに、同事務所に所属するお笑い芸人たちが最高のネタを披露する。今回は、そんな「新宿119寄席」について、出演者のひとりである「ハッピー遠藤」さんに見所をうかがった。

―――「新宿119寄席」は、今回で2回目になります。しかしながら、まだこのライブ自体を知らない方も多くいらっしゃると思いますので、まずは「どのようなライブなのか」を遠藤さんなりにお聞かせ願えますでしょうか。

ハッピー遠藤:こんなにストイックに「ネタだけをやります!」って大々的に言っているライブは、今まで松竹芸能新宿角座で行われているライブの中にはなかったので、かなり画期的というか、「攻めてる」と思います。

―――純粋にネタだけをやる。順位を付けるとか、そういうのはないんですよね。

ハッピー遠藤:そういうのはないですね。文字通り、「寄席」です。前回も「自分の中で今1番面白いネタをやって下さい」という感じだったので、次回のライブでもネタだけを楽しみに来て欲しいですね。

―――かなりの数の芸人さんが出演されます。その中で遠藤さんのセールスポイントと言いますか、「俺のここを観て欲しい」というのは、何かありますでしょうか?

ハッピー遠藤:僕は、観て下さった方を1番ハッピーにする自信あります。ハッピー!

―――ありがとうございます。「ハッピー」になれるようなネタが観られるということですかね?

ハッピー遠藤:ハッピーなショートコント、ひとネタ15秒ぐらいのをいっぱいやる感じですね。(119寄席に)出られる方で、ショートコントをやっているのは僕だけなので、すごく印象に残ると思います。みなさんをハッピーにします。ハッピー!

―――記事では伝わりづらいのですが、「ハッピー」の発声が素晴らしいです。結構練習されているのですか?

ハッピー遠藤:色々なところでやってますけど、主には居酒屋とかですかね。合コンで「ハッピー」ってやったらめっちゃウケたので「これにしよう」って思いましたね。

―――めちゃくちゃ良い話ですね。ちなみに、その合コンの結果はいかがでしたか?

ハッピー遠藤:その後は何もなかったですね。アンハッピー!

―――なるほど(笑)

―――同じ119寄席に出演されている芸人さんの中で、遠藤さん的にライバルだと思っている芸人さんはいらっしゃいますか?

ハッピー遠藤:同期の「ブリキカラス」ですかね。仲良くしていて、お互いにずっと切磋琢磨しているので、「ここだけは絶対に負けない」と言っています。……まあ、ちょっとキャラが違い過ぎるので、比較するのは難しいんですけども。

―――確かに、ある意味対照的です。

ハッピー遠藤:陽と陰で戦ってるんで。絶対陽の方がいいって、ライブで認めさせます。

―――寄席の裏側で壮絶なイデオロギー闘争が行われているようです。

―――ライバルは「ブリキカラス」さんということですが、逆に「この人を観て欲しい」という芸人さんはいらっしゃいますか?

ハッピー遠藤:タイークさんです。タイークさんって本当にすごい、完璧人間なんです。めちゃくちゃ面白いし、「あとは見つけてもらえるだけだな」と思ってます。僕が前に出ると滑ることが多いんですけど、タイークの金井さんがMCの時は絶対ウケるんですね。「お前が前に出たら、絶対笑いに変えてやる」って言って下さったので、「かっこいいな」と常々思ってます。