英人気バンドのボーカル自殺、日本人妻と破局が一因か

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英人気バンド・プロディジーのフロントマン、キース・フリントが49歳の若さで他界した。3月4日朝、英エセックスの自宅で死亡しているのが発見されたキースだが、警察の調べにより「他殺の疑いは無し」とされ、同グループのメンバーで友人でもあったリアム・ハウレットが死因について「ニュースは本当さ。信じられないが、俺の兄弟のキースが週末に自殺した。ショック、怒り、混乱、そして心が粉々になった。安らかに」と明かした。

そんな悲報が駆け巡る中、キースが死ぬ数日前に、別居中の妻と暮らしていたエセックスの自宅を売りに出していたことが判明。その妻である日本人とキースは2006年に結婚したものの破局、ドラッグとアルコール中毒を支えてくれた妻との別れにより、キースは鬱による負のスパイラルに陥っていたとザ・サン紙が報じている。

キースは以前、結婚や妻の日本人についてこう話していた。

「俺たちはツアーをしていたんだ。彼女がこの部屋に入ってきてね」
「言葉にならなかった。あまりに感動的だった。俺はドラッグまみれの最悪な状態だったから」
「忙しいことを皆好むけど、実際俺は疲れ切っていたんだ」
「子供については計画していないけど、持たないと決めたわけじゃない」

一方、今回の悲報に関して、同グループの公式ツイッターにはこうコメントが残されている。

「深いショックと悲しみと共に、私たちの兄弟で親友のキース・フリントが死んだことをお伝えします。本物の開拓者、先駆者であり伝説でした。永遠に惜しまれることでしょう。今回の件でのプライバシーの配慮に感謝します」

また、ケミカル・ブラザーズ、カサビアン、イアン・ブラウンなどたくさんのアーティストから現在続々と追悼の言葉が寄せられている。