正統派洋食店でテイクアウトして楽しむ絶品のカツサンド / 東京都葛飾区立石の「洋食工房ヒロ」
香ばしいラードの香りに、サクサクの衣。ジューシーな肉のウマミと脂の競演。ソースをたっぷりとかけてアツアツのご飯と一緒に頬張れば…… そんな料理の味わいを想像するだけで唾液が溢れてくる料理の1つと言えばトンカツ。
トンカツだけを取ってみても完成された味わいであるのに、それをパンに挟むことによって、お土産や携帯食として進化を遂げ、もともとのトンカツとはまた別の味わいで楽しみ方が産まれたのが、カツサンドではないだろうか。
手軽な携帯食として美味しく味わえるカツサンドは、まさにサンドイッチの王様とも呼べるメニューの1つといっても過言ではないだろう。
それ故に、日本全国、たくさんの場所でカツサンドは提供されており、現在ではコンビニでも提供されるメニューにもなるほど一般的となっている。
例えば、多くの市場で働く人々に愛されている築地の名店として名高いセンリ軒のお土産カツサンドに、銀座のクラブ御用達の「みやざわ」のカツサンド、カツカレー発祥の地で産まれたカツサンドに、京都で愛されるカツサンド、さらには名古屋で愛されるカツサンドに、八王子にしかないご当地カツサンドなどなど、美味しいカツサンドのお店の名前を挙げればキリがない。
今回は、日本各地に存在するたくさんのカツサンドを提供しているお店の中から、吞ん兵衛の聖地・立石でテイクアウトできる絶品のカツサンドをご紹介したい。
お店の名前は「洋食工房ヒロ」だ。
・京成立石駅から徒歩10分程度、知る人ぞ知る名店「洋食工房ヒロ」
吞ん兵衛の聖地とも呼ばれる京成立石駅に知る人ぞ知る名店として洋食好きの人々から愛されているのが今回ご紹介する「洋食工房ヒロ」。
こちらのオーナーは浅草の名店「ヨシカミ」で12年もの間コックとして働いてから、生まれ育ったこの地にお店を構えたという歴史があるため、もちろん料理の腕は折り紙付きだ。
閑静な住宅街の中に佇む一軒の美味しい洋食店、それが「洋食工房ヒロ」なのだ。
・美味しい定食メニューの数々
こちらのお店には様々な魅力的なメニューがたくさん存在する。
例えば、芸術的なエビフライ定食はお客の目も舌も楽しませてくれる最高のランチメニュー。
サクサクとしたエビフライを味わえば、濃厚なエビのウマミとサッパリとしたタルタルソースとのハーモニーを堪能する事ができる。
一般的な定食屋のメニューにおいて、ドがつくほどの定番である豚の生姜焼きも、このお店にかかれば、芸術的かつ絶品のメニューへと変貌を遂げる。
厚切りの豚の肩ロースを使用した生姜焼きはタレの味わいとの相性も抜群。
しっとりと、柔らかく仕上げられている豚の肩ロースは、非常に香ばしく焼き上げられており、ご飯が止まらなくなるウマさなのだ。
・オススメしたいテイクアウトのカツサンド
そんな閑静な住宅街の中に佇む芸術的かつ絶品のメニューを味わえる洋食店「洋食工房ヒロ」では、美味しいテイクアウトメニューが存在している。
それこそが、今回ご紹介したいカツサンドだ。
美しい赤い箱に隙間無く詰め込まれたカツサンドは、箱を開けると香ばしいトーストされたパンとカツの香りを一気に届けてくれる。
カツサンドのカツは2枚とボリュームたっぷりで、濃厚なソースの味わいと、シャキシャキとしたキャベツの楽しい食感と、絶妙のハーモニーを楽しませてくれる。
まさに正統派のカツサンドがここにはあるのだ。
おいしい料理に、暖かいおもてなしの接客、全てが暖かく包み込んでくれるようなお店のスタイルに、ついつい長居してしまいそうになる、そんなうれしい洋食店、それが「洋食工房ヒロ」。
古き良き下町の香り残る、立石だが、実はこの吞ん兵衛の聖地はもしかしたら、再開発によって大きくその形が変わってしまう可能性がある事をご存知だろうか。
現在の立石の雰囲気を味わえるのは、今だけ、そんな状況になってしまうかもしれない。
そんな場所へ、美味しいテイクアウトのカツサンドをゲットする下町散策に出かけてみてはいかがだろうか?
きっと、これまでよりももっと、立石の懐の深さに驚いてしまうに違いないのだ。
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お店 洋食工房ヒロ
住所 東京都葛飾区立石7-2-4
営業時間 11:00〜14:00 / 18:00〜20:00
定休日 月曜・火曜