前田有紀さん

写真拡大 (全3枚)

テレビ朝日のアナウンサーの前田有紀さんが、6日の都内で行われた、花王のヘアケアブランド「GUHL LABORATORY(グール ラボラトリー)」のPRイベントに出席。トークショーに臨んだところで、10年間勤務したテレビ局を離れた理由「充実していたのですが、どこか息苦しくもあって…」と打ち明ける場面があった。

前田さんは、2013年にテレビ朝日を退社し、イギリスに留学。コッツウォルズ・グロセスター州の古城で見習いガーデナーとして働いた後に帰国。都内のフラワーショップで修業を積んで、2年前に独立。株式会社スードリーを立ちあげ、フラワーアーティストとして活躍している立場だという。

改めて、フラワーアーティストとしての道を歩んだキッカケについて話した。

「もともと、自然に対して憧れが強い子供だったと思います。テレビ朝日は六本木にあるのですが、ふと、自然が恋しくなったときがありました。それから、机に花を飾るようになったのが、今に繋がっているキッカケです」と明かした。

「もっと自然に触れていたいという気持ち、それが一番の転職の理由です」

「充実していたのですが、どこか息苦しくもあって…。それは自然の解放感や季節感というものを感じたかったからだと思います」

アナウンサーという人気職業からの転身。迷いは無かったのかと尋ねられると「はい、かなりありました」と返し「両親も『せっかく大きな会社に入った。かじりついてでも一生会社にいなさい』と説得もされました」と振り返った。

「でも、そのアドバイスを受けても、自分の中では転職してみたいという思いがありました。新しい世界を見てみたいという好奇心が強くなって、大丈夫かなぁという不安よりも、次の世界に飛び込みたいという思いが上回ったときに転職を決意しました」

▼ 「GUHL LABORATORY」の公式リコメンダーでもある、前田有紀さん


そんな転身を成し遂げた前田さんは、移動花屋での販売やワークショップを開催している日々があるという。「今週末にはジェラート屋さんとコラボ。ドタバタしているのですが、充実していて楽しいです」と大きな笑顔を見せていた。

今回のイベントでは、同ブランドの公式リコメンダーとして関わり、これから時期を迎える"クリスマスギフト"を紹介。そのギフトの中身は、今月1日から流通しているシャンプーとトリートメントのセットで、数量限定の商品。前田さんは、付属するアロマワックスバーのデザインを担当。「吊るしたり、飾ったり…普段の暮らしで楽しんでほしいです」とメッセージを発していた。