世界大会の優勝賞金が11億円超の
“eスポーツ”とは?
この研究シンポジウムが開催

2018.10.08


東京オリンピック・パラリンピックまで2年弱となり、日本では漸くオリパラ熱が出だしているころ、世界では“eスポーツ”が白熱中。2024年のパリ五輪には正式種目になる可能性も示唆され、eスポーツ産業が加熱している。
とは言え、“eスポーツ”って言葉は聞いたことあるけど、何だろう?単なるゲームでは?って思っている方にぴったりのイベントが青山学院大学内で開催予定だ。

青山学院大学総合研究所主催により、「eスポーツ論 ゲームが体育競技になる日 スタートアップ・シンポジウム」が、10月13日(土)13:30より青山学院大学 9号館 910教室にて開催される。(要事前予約>こちら)

このシンポジウムでは、文系視点で「eスポーツ」を探索。そもそも「“eスポーツ”ってなに?」というシンプルな問いから始まり、百聞は一見にしかず、プロeスポーツ選手によるデモンストレーションまで。さらに、eスポーツ会社の社長、NHKの解説委員、eスポーツでも有名なタレントさんまで、様々なeスポーツの関係者が一同に会するトークセッションで、ギモン点を氷解するイベントになっている。

eスポーツの世界的大会、2017年DOTA2世界大会では、優勝賞金が1086万ドル(日本円にすると11億円超)という大会が出現。また欧米や中国韓国などアジア地域では市場が急激に成長しており、エンターテイメントとしての加熱だけでなく、産業として熱い注目を集めている。また、日本へと目を向けてみると、今年3月にはサッカー Jリーグ eスポーツ大会「明治安田生命eJ.LEAGUE」を初開催している他、今年7月からは一般社団法人日本野球機構(NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメントが共同でプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」を開催。総務省「eスポーツ産業に関する調査研究報告書」によると、日本での2017年度の視聴者数は158万人程度だが、世界では2017年度の市場規模は700.9億円、視聴者数は3億3500万人と巨大産業に成長し、日本でも今後の成長が期待されている。

未来プロeスポーツアスリートになるにも、産業として参考にするにも、まずはこのシンポジウムで“eスポーツ”とは?の疑問を解明してみては?

(Text:TOKYOWISE編集部)

<参加方法>
ご参加には以下のウェブサイトより事前申し込みが必要となります。
http://aoyama-esports.jp/
*先着順:定員になり次第締め切ります
*一般の方も入場可能です。


<開催概要>
eスポーツ論 ゲームが体育競技になる日 スタートアップ・シンポジウム
▪️日時:2018年10月13日(土)13:30〜15:30 (13:00開場)
▪️場所:青山学院大学青山キャンパス9号館 1階 910教室
▪️アクセス:青山キャンパス アクセスマップ
▪️キャンパス内マップ:キャンバスマップ
▪️入場料:無料

▪️シンポジウム内容:
[第1部] 13:30〜13:50
     研究報告「『eスポーツ』のスポーツ化に関する探索的研究」
[第2部] 13:50〜14:10
     「プロeスポーツアスリートによるデモンストレーション」
[第3部] 14:10〜15:10
     トークセッション「eスポーツであなたもオリンピアン!?」
[第4部] 15:10〜15:30
     全体討議・質疑応答

▪️URL:http://aoyama-esports.jp/
▪️主催:青山学院大学 総合研究所 研究ユニット「五輪eスポ」

▪️登壇者
 中谷日出〔NHK解説委員(芸術文化・デジタル関連担当)京都大学特任教授、東京藝術大学特任教授〕
 筧誠一郎〔eスポーツコミュニケーションズ合同会社代表、日本eスポーツリーグ主催者〕
 川又啓子〔青山学院大学総合文化政策学部教授〕
 大島正嗣〔青山学院大学総合文化政策学部教授〕
 椿彩奈〔タレント、青山学院大学校友〕
 プロeスポーツアスリート

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