10月4日発売の「週刊新潮」の記事「略奪愛をスピード成就させた『今井絵理子』」を受け、元スピードのメンバー・今井絵理子参院議員が、自身のブログに反論を掲載した。

 記事では、沖縄県知事選の終盤でまさに追い込みをかける時期に東京に帰り、1年前に不倫略奪愛を報じられた元神戸市議・橋本健氏と一緒に誕生日を過ごしたのだという。

 これに対し、今井議員は、離婚が成立した橋本氏との交際を認めた上で、《橋本さんからは、夫婦関係が破たんしており離婚調停中であると聞いてましたし、別居に至ったのも夫婦間のある出来事が原因であり、私とは全く関係のないことでした》とし、略奪も不倫もないとした。

 橋本氏は、政務活動費約690万円をだましとったとして、今年2月に詐欺罪で起訴されている。自宅は神戸だが、「週刊新潮」では休日にデートを重ねていることから、「マスオさん状態」と書かれている。

 この指摘に対しても、今井議員は《彼は、神戸市内の歯科医院で診療をしており、東京の私の家で生活をしている事実はありません》と否定。だが、生活は今井議員の収入に大きく依存していることは想像に難くない。

 いったい、今井議員の資産、収入はどれくらいなのか。

 まず資産は、「資産等報告書」により、沖縄の米軍基地(那覇基地と嘉手納基地)でおよそ1億円持っていることが明らかになっている。

 続いて収入だが、国会議員の月給(議員歳費)は129万4000円。さらに6月のボーナスが約296万(2018年)、12月のボーナスが約319万円(2017年)。これだけで年収2200万円弱。

 加えて、領収書が不要で、しかも非課税の「文書通信交通滞在費(文通費)」が毎月100万円、「立法事務費」が月65万円支給されるから、年にざっと4000万円ほど。任期はあと4年残っているので、1億数千万円が税金から使われるわけだ。

 これだけ今井議員に稼ぎがあれば、橋本氏との生活もさぞ安泰だろう。ちなみに、国会議員はJRの無料パスも支給される。神戸に住む橋本氏に会いに行ったとしても、それは無料なのだから、なんとも羨ましいことだ。