3位高田純次、2位北大路欣也、さて1位は? 20〜30代女性が選ぶ「抱かれたいお年寄り」
色気溢れる70代俳優たち
魅力はまだまだ現役!?
60歳で定年になったら、すっかりおじいちゃん……というのは過去の話。今や定年は65歳になりつつあり、その先もバリバリ現役で働く人がいるほど。若くて元気な高齢者は増えていますが、ましてや芸能界ともなると、まったく年齢を感じさせないくらいムンムンな男性的魅力に溢れた70代俳優が目白押し! いわゆる“枯れセン”といった、嗜好(しこう)がなくても、クラッときちゃうケースがありそうです。
そこで20〜30代の女性200人にアンケート。 ぶっちゃけ、「抱かれてもいい」や「抱かれたい」と感じるお年寄りは!?(協力:アイリサーチ)
■「抱かれたいお年寄り」TOP10
(70代の男性芸能人全23人より複数回答。1位3pt、2位2pt、3位1ptで算出)
1位 渡 哲也(76歳)76pt
2位 北大路欣也(75歳)69pt
3位 高田純次(71歳)60pt
4位 田村正和(74歳)57pt
5位 古谷一行(74歳)49pt
6位 寺尾 聰(71歳)47pt
7位 藤 竜也(76歳)32pt
8位 石坂浩二(77歳)28pt
9位 千葉真一(79歳)23pt
10位 岸部一徳(71歳)17pt
永遠の2枚目スターと呼ぶにふさわしい面々が並びましたが、1位は渡哲也さん。石原軍団を束ねる“団長”として、溢れる男気は年を重ねても衰えるものではなさそうですね。最近は健康不安が囁(ささや)かれていて心配な渡さんに対し、2位はバリバリの現役、北大路欣也さんでした。力強い目ヂカラにパワフルな声量。老いてもなお“一家の大黒柱”な印象を感じるのでしょう。そして3位はユーモア溢れるテキトー男・高田純次さん! 面白くてかっこいいおじさんというイメージで、やはりモテモテのご様子です。
それにしても、みなさんこれだけ年齢を重ねていたとは、ちょっと驚いちゃいますよね。なかでも千葉真一さんは79歳……! 最近は、新田真剣佑の父親としても知られていますが、年齢的にはおじいちゃん。いずれにせよ親子2代で女心を鷲(わし)づかみにするとは、なんとも罪な父子です。
ちなみに俳優勢が目立ったトップ10ですが、11位以下にはコメディアンの姿も。11位(16pt)のタモリ(72歳)や、12位(14pt)のビートたけし(71歳)、13位(13pt)の加藤茶(75歳)など、レジェンド級の芸人も健闘しています。
老いても「抱かれたい」と感じさせる魅力を得るためには、まずは「見た目」、そして「キャラクター」が大事といえるのかもしれませんね。
「若者にはない魅力」「衰えない魅力」、
抱かれたいと感じる理由を聞いた!
では、それぞれを選んだ人たちはどのような理由で「抱かれてもいい」「抱かれたい」と感じたのでしょうか? コメントを見ていきましょう。
【1位 渡 哲也(76歳)】
「ダンディーで渋い。 女性への扱いが丁寧そうで、若い人にはない刺激がありそう。 何よりしっとりした雰囲気を出してくれそう」(31歳・北海道)
「ダンディーで落ち着いているので、いやらしさがないから」(29歳・神奈川県)
「紳士的なので、なにかと安心できる」(39歳・千葉県)
【2位 北大路欣也(75歳)】
「渋さとかっこよさで口説かれたいと思ったから」(30歳・石川県)
「大人の男性のダンディーさがヤバい。 若造にはないテクを持ってるはず」(29歳・滋賀県)
「佇まいがかっこよく、若い人にはない魅力があるから」(38歳・東京都)
【3位 高田純次(71歳)】
「私のなかで高田純次さんは適当なこと言うおもしろいおじさんのイメージが強いですが、かたやシリアスな役柄や役者としてかっこいい面もあって、そのギャップがすごくいい」(38歳・鹿児島県)
「面白くて親しみやすいけど、見た目はかっこよくてセクシーさも感じられるから」(23歳・愛知県)
「若く見えるし、明るくベットインできそう」(37歳・兵庫県)
【4位 田村正和(74歳)】
「なんとなく紳士そうだから」(31歳・兵庫県)
「昔から好きだったから」(32歳・愛知県)
「あの容姿、話し方が品があって口説かれたらアウト」(27歳・茨城県)
【5位 古谷一行(74歳)】
「渋くておしゃれ、かっこいい歳のとりかたが素敵」(33歳・東京都)
「渋くて、優しい感じの中にワイルドな感じもするから」(30歳・神奈川県)
「失楽園のイメージ」(30歳・大阪府)
【6位 寺尾 聰(71歳)】
「普通にかっこいいと思うし、渋いし、大人の男性としてドキドキするから」(39歳・大阪府)
「渋い感じがある。セクシーさも兼ね備えているから」(28歳・奈良県)
「ダンディだから」(27歳・東京都)
【7位 藤竜也(76歳)】
「他の俳優よりミステリアスでセクシーな感じがする」(39歳・京都府)
「渋くてかっこいいから! ザ・おじさまって感じ」(23歳・富山県)
「渋い感じがいいのと、声が魅力的だと思うから」(39歳・熊本県)
【8位 石坂浩二(76歳)】
「知的で(抱かれても)損がないと思ったので」(25歳・広島県)
「なんか元気そう」(28歳・北海道)
【9位 千葉真一(79歳)】
「色気があるし、体力もありそうだから」(32歳・福島県)
【10位 岸部一徳(71歳)】
「相棒シリーズで知って、役柄を好きになったから。またCMでもコミカルな印象の役が多く、親しみを持てたから」(30歳・兵庫県)
まず目立ったのが「若い人にはない、渋い魅力」という声です。演技力のみならず老獪(ろうかい)なテクニックを期待しちゃうのは、なんとなくわからなくもないですよね。
また「若い頃から衰えない魅力(昔から好き)」という意見も見かけました。見方を変えれば、年を取ったら魅力が減るケースが多いと言うことでしょう。「昔はあんなにかっこよかったのに……」と思うことは日常生活でもよくありますよね。
その意味では、第一線で視線を集める仕事を続けることが、いかに若々しさを保ってくれるのかがわかります。それだけ芸能界という職場が異質であるということですが、彼らも見えないところで努力しているのかもしれませんね。
いつまでも魅力的だと思われるような年齢の重ね方ができるかは、本人の心がけによるところも大きそう。立場も性別も年齢も違いますが、そうありたいものですよねぇ……(遠い目)。
<文/雛菊あんじ>