三代目JSB岩田剛典、“究極の愛”の形とは?『冬きみ』大ヒットに「もっと“おかわり”ください!」
映画『去年の冬、きみと別れ』春休み直前!イベントが20日、都内・新宿ピカデリーにて行われ、岩田剛典、土村芳の2人が登壇した。
中村文則が初めて挑んだキャリア最高傑作との呼び声高い小説を原作に描かれる本作は、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件の真相を追う新進気鋭のルポライター・耶雲恭介の姿を描くサスペンス。人間の内面に深く肉薄した究極の「愛」を描きながら、1ページ、1ページと、予断を許さないストーリーが猛スピードで展開していく。
本作のキャンペーンで幾度となく舞台挨拶に登壇した岩田は、観客の反応に「何回も“おかわり”してくださっている方がいまして、手前味噌なんですが、こんなにも“おかわり”できる映画はないんじゃないでしょうか!」とハニカミ。この日も、“おかわり”している観客が多く会場に駆けつけ、岩田は「もっと“おかわり”ください!!」と茶目っ気たっぷりにアピールしていた。
※ここからはネタバレを含みます。
いくつかの章ごとに展開されていく本作に、岩田は「天国と地獄くらい違いましたね。いわゆるハッピーなシーン、それを撮り終えてからはずーっと闇でした。暗く長いトンネルでしたね」と過酷な撮影を振り返る。続けて、土村との共演シーンを撮り終えた後は「感情というか、『胸の内にマグマを溜めておいてくれ』と言われて…(冒頭から)第2章から始まりますが、(岩田扮する耶雲恭介は)あの時からもう化け物だった」と明かした。
さらに、役に役を重ねたようなキャラクターだけに、「演技をしている人を演じていたので、フラットに1人の人物を演じたというよりは、1人で3役演じていたような。そんな現場は初めてでしたね」と岩田。本作のテーマである「愛のために人はどこまで変われるのか」にちなみ、自身を変えた出会いを問う一幕が。
岩田は「ストレートネックなので、高反発まくらに出会ってから人生変わりました(笑)」とにっこり。土村もストレートネックに悩まされているようで「これから高反発まくらに出会ってみたい!」と笑顔をのぞかせた。
さらに、自身が思う“究極の愛”の形を聞かれると、土村は「まだまだ見つけられてないと思います。特にこの作品を観てから痛感しました。自分の中で育んできた愛の大きさを、この作品を観て改めて疑ったというか。探してみたいなと思います」とコメント。
岩田は「自己犠牲の精神。人や物事、何かに命を賭けられるのは一つの愛の形だと思います」と明かす。自身にとっては「やっぱりメンバーですかね。みんなグループ愛に満ち溢れているので。みんなグループのことを考えて動いているのをすごく感じますね」と告白した。
映画『去年の冬、きみと別れ』は全国公開中
(C)2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
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