観光立国を目指す日本。訪日外国人の数は順調に増え続けており、2020年までに訪日外国人の数を2000万人にするという当初の目標は前倒しで達成され、すでに同目標は4000万人にまでに引き上げられている。(イメージ写真提供:123RF)

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 観光立国を目指す日本。訪日外国人の数は順調に増え続けており、2020年までに訪日外国人の数を2000万人にするという当初の目標は前倒しで達成され、すでに同目標は4000万人にまでに引き上げられている。

 多くの外国人が日本を訪れるようになったわけだが、短期間といえども日本に滞在し、日本を楽しんだ外国人客は離日後に日本のどのような点を「恋しく」思うのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、外国人の視点から見た「離日後に恋しく思う日本」について考察する記事を掲載した。

 記事は、3週間にわたって日本を旅行したという外国人の見解を紹介している。この外国人の国籍は明記されていないため、もしかしたら中国人ではないかもしれない。だが、それでもこの外国人は「日本の美食、ファッションなど、あらゆるものが今も懐かしく、忘れられない思い出として心に残っている」としている。

 この外国人が挙げた「離日後に恋しく思うこと」を見てみると、たとえば、寿司やラーメン、カツカレー、焼肉をはじめとする美食、礼儀正しい人びと、清潔な環境、外国人客に人気の抹茶スイーツ、身近にあっていつでも利用できるコンビニ、時間に正確な公共交通機関、秩序ある社会など、どれも日本ならではの存在であることがわかる。

 これらは少なくとも中国ではなかなか購入できなかったり、体験できなかったりするものだ。風光明媚な大自然や現代的な建築物だけでなく、こうした何気ない要素の1つ1つが実際は観光資源であることがよく分かる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)