その飲みやすさとは裏腹に9%と高めのアルコール度数でなにかと話題になっているサントリーの「ストロングゼロ」、実はふるさと納税の返礼品としてもゲット可能なのはご存じだろうか?

しかも、特にどこかの地方の特産品ということもないため、様々な地域から選ぶことができる。中には寄付金額が上がるほどとんでもない量になる自治体も......。


「ストロングゼロ」と検索すると...(画面は、ふるさとチョイスの検索結果)

意外と多い返礼品にストロングゼロ

「ふるさとチョイス」、「さとふる」、「楽天ふるさと納税」などで検索すると、大阪府泉佐野市、和歌山県北山村、愛知県犬山市、兵庫県西脇市、栃木県栃木市などが返礼品としてストロングゼロを採用していることが分かる。

例えば品揃えの面では西脇市の返礼品ラインナップにはダブルレモン、ダブルグレープフルーツ、ドライ、ビターレモン、葡萄ダブルが並んでいる。1万円寄付すると1ケース......24缶を返礼品としてゲットできる。

泉佐野市の場合だと、品揃えはダブルレモンとダブルグレープフルーツのみながらも、1万円の寄付で2ケースを手に入れることができることから、コストパフォーマンスが高めだ。

8万円寄付で240缶ゲット!

その中で、寄付する金額が上がるごとに返礼品のストロングゼロの数を増やしている自治体が、和歌山県北山村だ。

この地でしか栽培されておらず、「幻の果物」とも呼ばれるかんきつ類「じゃばら」を名産とする村で、奈良県と三重県の境にありながらも和歌山県に属する「飛地」であることでも有名だ。

当然、名産であるじゃばら製品や、川でのリバースポーツ、温泉宿泊券などの自然を生かした返礼品もあるのだが、寄付金額に応じたストロングゼロもいくつかラインナップされている。

最初は6000円寄付でダブルレモンを24缶(1ケース)だが、そこから徐々に増えていき、1万6000円で48缶(2ケース)、2万4000円で72缶(3ケース)、4万円で120本(5ケース)、そして最終的には8万円で240本(10ケース)となる。

10ケースともなると相当な量、酒屋の仕入れもかくやという状況だ。1日1本、とまではいかないが、土日に2本ずつ飲むとおおよそ1年分程度になる。

節税を意識し始めたストロングゼロ愛飲者がいたら、ふるさと納税のサイトで「ストロングゼロ」と検索してみると良いかもしれない。もちろん、それ以外のビール類を扱っている自治体もある。好きな銘柄を扱っている自治体を探してみるのも面白そうだ。