全国一、塩分取りすぎは宮城県 医食同源プロジェクトがスタート
[OH!バンデスーミヤギテレビ]2017年11月17日放送の「バンデス記者」のコーナーで、宮城県の塩分摂取量が取りすぎだと紹介されました。
2016年に厚生労働省が発表したデータによると、塩分摂取量が全国平均では8gなのに対し、宮城県の平均は13gとワーストワンでした。
街の人に話を聞くと、外食が多いという回答が多いです。外食は普通より味が濃いめになっていることが多いですし、魚などを注文しても付け合わせなどで塩分を取ってしまいがちという声が多数聞かれました。
医食同源プロジェクト「宮城カルテ食堂」ウェブサイトより
減塩・低カロリーを目指す
宮城県は厚生労働省が発表したデータをうけて、医食同源プロジェクト「宮城カルテ食堂」を始めました。東北公済病院や宮城県が協力し減塩・低カロリーを目指すというものです。
飲食店などが参加し、一食を600kcal以下で塩分は3gに押さえたメニューを考案し、発表します。そこで承認されれば「宮城カルテ食堂」のステッカーが渡されて、メニューを出せるという取り組みです。すでに病院だけではなく、複数の飲食店からメニューが発表されているということでした。
近頃はスーパーでも減塩食材がたくさん並んでいますね。塩分を過剰に摂取すると病気になりやすいといいますので、なるべくバランスには気をつけたいですね。今回のプロジェクトは美味しく食べられて健康にも良いので、ぜひ健康のために減塩料理を作ってみてはいかがでしょうか?(ライタ―:sakuranezumi)