AFX通信によると、独コメルツ銀行は16日、フランクフルト検察が11日に、同行のクラウスペーター・ミューラーCEO（最高経営責任者）の自宅を捜索したと発表した。

　　同行は1990年代のロシアでの通信産業の民営化に関する国際的な資金洗浄に関与した疑いがあるとして、7月に本社が捜索を受けていた。同行内部で従業員向けに送られた電子メールでは、ミューラーCEOは容疑について「誰が何をやったか何も知らない」とし、検察官の捜索で「当然、何も見つからなかった」と強調している。　【了】

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