丸ぼうろというお菓子、食べたことあるだろうか。食べたことはなくても聞いたことはあるだろう。丸ぼうろは九州・佐賀県を代表する銘菓のひとつ。小麦粉、砂糖、鶏卵を材料としたクッキーのような焼き菓子だ。

この丸ぼうろを17世紀中ごろから作り続けている老舗の中の老舗が、佐賀市に店を構える鶴屋だ。鶴屋では「丸房露」と表記する。2017年6月1日、この鶴屋から、「丸房露のためのアイスクリーム」が新発売され、話題となっている。

しかし「丸房露のためのアイスクリーム」とは、いったいどんなものだろう。

「丸ぼうろと一緒に食べるのにとても丁度よい...」


丸房露のためのアイスクリーム(鶴屋公式ホームページより)

鶴屋の公式ホームページには、次のように記されている。

佐賀県産の素材にこだわり「村山ミルクプラント」の、コクがあり、まろやかな味わいの牛乳と、「嶺川養蜂場」の、上品な香りが漂う、すっきりとした甘さのみかん蜜を使用。濃厚でありながらも、爽やかな風味と後味が特徴のアイスクリームは、丸房露の素朴な美味しさを引き立てます。

なるほど、牛乳と蜂蜜にこだわっているのか。地元の素材を選りすぐって使用した独特のアイスクリームのようだ。

丸房露の端に少し乗せたり、また丸房露にサンドして食べたり、好みの食べ方を見つけてほしいと、勧めている。

ツイッターには、さっそく食べてみた人からの報告が寄せられていた。