巨人の菅野智之【2017年5月2日】(C)KYODO NEWS IMAGES

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 4試合連続完封を目指し9日の阪神戦に先発した巨人のエース・菅野智之だったが、初回に2点を失うなど、8回4失点で今季初黒星を喫した。

 ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める江本孟紀氏は、この日の菅野の投球について「今日はちょっと力入れすぎですよね。もう少し低め、本来のコントロールでかわすピッチングをしないとね。抑えてやろうという意気込みが、ちょっと裏目に出ていますよね」と分析。

 また、江本氏は「あえて悪いところを挙げると、考え過ぎて変化球を投げたがるところ」と指摘する。初回、先制打を浴びた糸井嘉男の場面で菅野は、ストレートで簡単に2ストライクと追い込んだが、3球目のスライダーをライト前に運ばれた。江本氏は「せっかく球が速くて抑え込めるのに、糸井に打たれた時みたいに変化球を投げて、甘いところを打たれる」と解説した。

 その後、3回にも福留孝介に2ランを浴びた菅野。江本氏が指摘した部分を次回の登板では、改善しチームを勝利に導いて欲しいところだ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)