シャオミ、SIMが挿さる多機能液晶バックミラー Smart Rearview Mirrorを製品化。8.88インチ画面でナビや録画、音声操作に対応

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中国のシャオミは2017年2月21日、新製品「Smart Rearview Mirror」を公開しました。

8.88インチの横長ディスプレイを採用し、対話型の音声操作や4G LTE / Wi-Fi接続、通話、ナビ、ドライブレコーダー、さらに車間距離警告などドライバーアシスト機能も搭載します。本体価格は中国市場では999人民元(約1.6万円)。

シャオミ(小米)の Smart Rearview Mirror は、自動車のインナーリアビューミラーを横長のスマートフォンとカメラで置き換えたようなデバイス。

ディスプレイの解像度は1920×480ドットで、約1670万色のカラー表示に対応します。機能はカーナビゲーションの他、電話や音楽再生など。

ミラーの背面には広角160度でF1.8と明るいレンズを備えた OmniVision 2718 カメラセンサーを搭載。フルHD 30fps で前方を記録するドライブレコーダーの機能もあります。

ドライバーアシストシステム「ADAS」は、前後の車間距離(FCS、PVS)や左右の車線逸脱警報 (LDW) に対応。

 

CPUにはMediaTek製のMT8665プロセッサを採用。シャオミによると、本体やクラウド上の他に最大64GBまでのmicroSDカードへの映像の記録が可能で、-20℃から70℃までの幅広い環境下で快適に動作するとしています。

WiFiや4G LTE通信サービスにも対応。LTE使用時には15のバンドに接続することが可能で、下り最大100Mbpsの高速通信サービスを利用できます。

シャオミは クラウドファンディング でSmart Rearview Mirror への出資を募っており、すでに目標額の1200%を達成済み。3月31日までには出荷の見込みです。