ヨーロッパ最南端に位置するポルトガル。

大航海時代に発展したポルトガルには、美味しいエッグタルトや「ケイジャーダ」と呼ばれるチーズタルトなど、美味しいスイーツがたくさんあります。

実は大航海時代に日本へ伝わったカステラや金平糖はポルトガル伝統のお菓子です。

ポルトガルの人々は昼食後や、夕食後などに、濃いエスプレッソと一緒に食べる甘いデザートを楽しみにしているため、町中どこででも美味しくて甘いお菓子が手に入ります。

今回はポルトガル各地に多数点在するお菓子屋さんで見かけられる、ポルトガルらしい伝統スイーツを3つほどご紹介します。

・王様のお菓子「ボーロ・レイ(Bolo rei)」
こちらは、ポルトガルでクリスマスの時期に食べられる伝統的なケーキです。

名前の通り、王様に捧げてもおかしくないくらい果物の砂糖漬けが贅沢に使われており、かなりずっしりとしてます。

ケーキの中には、たまにおもちゃが入っていることもあるそうです。

・柔らかい卵「オヴォーシュ・モーレシュ(Ovos Moles)」
日本のモナカのような見た目のこのお菓子、実は中にはアンコではなく卵の黄身を練って作られた濃厚なクリームが詰められています。

ポルトガル中部の漁業が盛んな地域の名物のお菓子のため、魚や貝などの海にちなんだ形をしています。

・ため息という名前のお菓子「ススピーロ(suspiro)」
ため息という名前の通り、一瞬で口の中ではかなく溶けて、甘い味わいが広がるこのお菓子は、メレンゲを焼いたお菓子です。

練乳やレモンが入っている物もあります。

この他にも、ポルトガルの街には、ユニークで可愛らしいお菓子があふれています。

ポルトガルを訪れた際には是非、食後のデザートに、お茶当てに、町歩きのお供に、あまいポルトガルの菓子を堪能してみてはいかがでしょうか?

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