2016年12月4日、JR留萌線留萌―増毛間(16・7キロ)が、開業以来95年の歴史に幕を下ろした。増毛、留萌の両駅ではセレモニーが行われ、数多くの住民や鉄道ファンらが最終運行を見送り、別れを惜しんだ。

12月3日午後、次のような写真付きのツイートが投稿され、注目を集めた。

写真はバスの電光掲示板だが、「増毛駅さん→九五年間→ありがとう→ございました」というメッセージになっていたということだ。

「JR留萌線、お疲れ様でした」「寂しいなぁ」

JR留萌線増毛駅(Yuriko IKEDAさん撮影、Flickrより)

冒頭のツイートに関連して、こんな声が寄せられている。

「やるなぁ、バス会社」「しかし本当に粋なはからいですね」といった感想だ。

12月4日、下のようなコメントも......。

「一日10人ぐらいしか乗ってくれない電車とか走らせてたんだもん(この路線は分からないけど)」「寂しいなぁ」「これからこの手のニュースを、度々見ることになるのか」などとつぶやく人もいる。

「JR留萌線、お疲れ様でした」......ツイッターは、惜別の声で満ちている。

またやはり、増毛(ましけ)駅ネタを懐かしむ人も多かった。

なお、留萌線の残る区間(留萌―深川、50・1キロ)については、12月5日以降も存続しているが、JR北海道はバスなどへの転換を検討している。