言わずと知れたうどんの国、香川県。うどんに関する話題を何度も発信している同地が、うどんの新たな活用法を見出した。

その使い方は「ドーナツ」。香川県にある「津田の松原サービスエリア」にて販売されているうどんのドーナツ「う・ドーナツ」の画像が投稿されると、瞬く間に注目を集めた。

うどんメンチカツ、うどんバーガーに続く「う・ドーナツ」

同SAは、さぬきうどんをタネにしたカツを挟んだ「さぬきうどんカツバーガー」や、うどんそのものを挟んだ「さぬきうどんバーガー」など、うどんを使った様々なメニューを販売している。

香川県のうどんといえば、コシの強さが特徴だ。それはどんぶりを飛び出し、ドーナツとなってからも活かされているようで、中々美味しそう。

うどんもドーナツも原材料はともに小麦粉。実は、ネットでは手軽なお菓子として、以前からうどんを使ったデザートのレシピが投稿されている。

巻きつけてドーナツにする以外にも、潰して団子やベーグル、かりんとうにしたりなど、素材としてのポテンシャルの高さが伺える。

うどんはすぐに手に入るし、形を整えて揚げるだけとレシピもシンプル。ちょうど香川土産のうどんもあることだし、実際に作ってみた。


白くて見栄えが悪いけど美味しい

一作目（画像奥）は失敗したものの、その失敗を踏まえた手前側の2つは中々の出来だった。

外はカリっと、中はもちもちの食感に仕上がり、お手軽ながら美味しいお菓子に変身した。今回はシロップをかけて食べたが、ジャムやチョコレートにも合いそうだ。いや、もしかしたら天ぷらにも合うかもしれない。そうすると「うどん天ぷらうどん」という炭水化物のみで構成されたメニューも夢ではない......。