ナポリ、「イグアインの代役の代役」が愚かな退場…自らチャンス台無しに ユーヴェ戦もアウト?
ナポリFWマノーロ・ガッビアディーニが、23日のセリエA第9節クロトーネ戦で愚かな行為により退場となった。3試合の出場停止となる恐れがある。
昨季のエースだったゴンサロ・イグアインをユヴェントスに引き抜かれたナポリは、その移籍金を生かして獲得したアルカディウシュ・ミリクが活躍。だが、そのミリクもポーランド代表で重傷を負い、長期離脱を余儀なくされた。
ここで脚光を浴びたのが、「イグアインの代役の代役」となるガッビアディーニだ。アタランタユース出身の24歳。一時はユヴェントスが共同保有権を獲得したこともあった。サンプドリアでの活躍が認められ、2015年1月にナポリ入り。だが、昨季までは「イグアインの控え」、今季は「ミリクの控え」という扱いで、今ひとつ開花しきれていない。
そんなガッビアディーニにとって、ミリクの負傷離脱はチャンスでもあった。しかし、15日のローマ戦では先発出場しながら活躍できず、チームもリーグ2連敗。続くチャンピオンズリーグのベジクタシュ戦では、途中出場からPKを決めたものの、チームは公式戦3連敗と不振が続いていた。
そして迎えたクロトーネ戦。ガッビアディーニは再びスタメンに復帰し、活躍が期待されていた。チームも17分、ホセ・マリア・カジェホンのゴールで先制。幸先の良いスタートと思われた。
ところが、31分にガッビアディーニがいらぬプレーをしてしまう。中盤で後方から相手DFのタックルを受けて倒されると、これに怒ったか、ピッチに倒れたまま相手を蹴り返してしまったのだ。当然、一発レッドカードでガッビアディーニは退場となった。
幸いにも、チームは直後にセットプレーから追加点を挙げ、数的不利になりながらも2-1と逃げ切り勝利。公式戦4試合ぶりに白星を取り戻した。だが、ガッビアディーニは3試合の出場停止となる可能性が報じられている。ナポリはこれからエンポリ、ユヴェントス、ラツィオと対戦。ガッビアディーニは大事な王者との大一番にも出られないかもしれない。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、マウリツィオ・サッリ監督は試合後、「1試合の出場停止で済むといいんだが」とコメント。次のように続けた。
「彼のことが騒がれすぎだ。いつも彼のことを質問される。彼に必要なのは、落ち着いてピッチのことだけを考えることだ。今日は過ちを犯し、残念ながらその代償を払うことになる。数的不利にならなければ、彼も満足を手にすることができていたはずだ」
昨季のエースだったゴンサロ・イグアインをユヴェントスに引き抜かれたナポリは、その移籍金を生かして獲得したアルカディウシュ・ミリクが活躍。だが、そのミリクもポーランド代表で重傷を負い、長期離脱を余儀なくされた。
ここで脚光を浴びたのが、「イグアインの代役の代役」となるガッビアディーニだ。アタランタユース出身の24歳。一時はユヴェントスが共同保有権を獲得したこともあった。サンプドリアでの活躍が認められ、2015年1月にナポリ入り。だが、昨季までは「イグアインの控え」、今季は「ミリクの控え」という扱いで、今ひとつ開花しきれていない。
そして迎えたクロトーネ戦。ガッビアディーニは再びスタメンに復帰し、活躍が期待されていた。チームも17分、ホセ・マリア・カジェホンのゴールで先制。幸先の良いスタートと思われた。
ところが、31分にガッビアディーニがいらぬプレーをしてしまう。中盤で後方から相手DFのタックルを受けて倒されると、これに怒ったか、ピッチに倒れたまま相手を蹴り返してしまったのだ。当然、一発レッドカードでガッビアディーニは退場となった。
What are you doing #Manolo??? Your team needs you! #Milik out injured and #Gabbiadini responds with a senseless Red. 0-1#CrotoneNapoli pic.twitter.com/Fit9l7x1Ut
— Lega Serie A (@SerieAchannel) 2016年10月23日
幸いにも、チームは直後にセットプレーから追加点を挙げ、数的不利になりながらも2-1と逃げ切り勝利。公式戦4試合ぶりに白星を取り戻した。だが、ガッビアディーニは3試合の出場停止となる可能性が報じられている。ナポリはこれからエンポリ、ユヴェントス、ラツィオと対戦。ガッビアディーニは大事な王者との大一番にも出られないかもしれない。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、マウリツィオ・サッリ監督は試合後、「1試合の出場停止で済むといいんだが」とコメント。次のように続けた。
「彼のことが騒がれすぎだ。いつも彼のことを質問される。彼に必要なのは、落ち着いてピッチのことだけを考えることだ。今日は過ちを犯し、残念ながらその代償を払うことになる。数的不利にならなければ、彼も満足を手にすることができていたはずだ」